2007年12月 8日

熊野古道 -熊野三山-

朝から露天風呂。気持ちいい。

今日は熊野三山巡り。
まず、熊野那智大社の参道、大門坂を歩く。苔むした石畳の道と、その両側に広がる大きな杉並木、イメージしていた熊野古道らしい道。そんなに距離が長いわけでもないし、帰りはバスがあるしということで、ちょこっと熊野古道感を味わいたいならここがいいと思う。
坂の入り口で平安衣装の貸し出しがあり、それに着替えて古道バックに写真を撮ろうとすると、タイミング悪くツアーの団体さんが次々通り、「一緒に写真撮ってもらえません?」の連続でなかなか終われない。着替えていないオレはそれを待ってる間、貸衣装屋さん(写真屋さん?)の方とお話して情報収集。(ちなみに、しょっちゅうこうなってしまうらしい)。

大門坂を登り、熊野三山の一つ熊野那智大社へ。いやーかなり登った。
「あけましておめでとうございます」の看板やらあってすっかり新年の準備終了って感じで、鮮やかな拝殿がさらににぎやかに見えた。
青岸渡寺に寄り、飛瀧神社の那智の滝まで降りていく。水量が少なくて迫力はなかったけど、虹がかかってきれいやった。

熊野三山2つ目、熊野速玉大社へ。他の2山は山の中にあるがここだけは海のそばにある。そういうのもあってか、陽の光に映えるすごく色鮮やかな丹塗りの社殿が印象的。神木も立派。
熊野速玉大社前のお店で、めはり寿司、さんま寿司をいただく。めはり寿司の食感と塩加減がいい。

熊野三山の中心で熊野大社の総本宮、熊野本宮大社へ。
参道はさすが総本宮、でも本殿前は八咫烏グッツとか売ってて普通かなと思って大注連縄のかかった門をくぐると凛とした空気漂うとろこ。
もともと熊野本宮があったところには大鳥居が建っている。中央に金の八咫烏のみの黒い大鳥居。どっしりしていてすごい。

三山それぞれ特徴があって一気に見て回っても飽きずに楽しめた。

夕食は勝浦の「料亭 縁」へ。本鮪かまトロステーキ、伊勢えび、大とろにぎりなどなど豪華。ホント今回はいい人ばかりで、お店のみなさん良い方たちで満足。

今日の宿は高いところにあるので街を見下ろせる露天風呂でこれもまた気持ちいい。