2007年12月 7日

熊野古道 -高野山-

高野山への表参道である高野山町石道のスタート地点にある慈尊院とその奥にある丹生官省符神社に。街のお寺と神社のような感じやけども、両方とも空海が開いたということもあって、国宝の仏像やら重文の社殿と豪華。

町石道沿いを登り高野山へ到着。さすが寒い。でも前回来たときと違ってすいていていい。
ここで飛行機と電車とケーブルカーを乗り継いできたみなさんと合流。
まずは精進料理がいただけるお店、花菱へ。ごま豆腐に田楽においしい。
雰囲気出てきた。

高野山を散策。高野山にある百以上のお寺の中心寺院である金剛峰寺へ。きちーっとしたひわだ葺屋根の書院造り。見ていて気持ちいい。

次に壇上伽藍。中央の大塔がすごい。内部は5つの像と16本(くらい)の柱で曼荼羅を立体に見たてられている。そしてなによりでかい。遠くから見ても大きいなと思っていたけど、近づけば近づくほどでかい。もこもこっとした鏡餅に朱のかざりがついたみたいな独特の形もいい。同じく壇上伽藍にある一山の総本堂金堂。これまたでかい。3mくらいの巨人がすんでるんでないかい?くらいの勢い。で、一番のお気に入りは六角経蔵。カフェラテな色合いがいい。いろいろ見てきたけど、ここまで独特なところなかなかないなぁ。

そして奥の院の堂内が燈籠で埋め尽くされた燈籠堂の雰囲気がまたいい。

高野山はとにかくスケールの大きさと密教の独特の空気が印象的なところだった。前回行った夏は人だらけで雰囲気なかっただけに、高野山は冬やなと思った。(雪降ったら大変総やけど)
もっといろいろ見て回りたかったけど、時間がないので一気に勝浦まで移動。

宿は、豪華な海の幸の食事に広い露天風呂、宿のみなさんのお心遣いもサービスもよく、いやー満足。