2006年11月19日

ペルー2日目 リマ市街観光

午前中はゆっくり過ごす。ということになっているが起きちゃったので、ホテルの周り散歩したりロビーでツアー参加者のみなさまと話したり。

ホテルの周りには美術館がいくつかある。この日は選挙の日ということでお休みのようだ。
ペルーでは選挙に行かないと罰金らしく投票率は高い。そしてあっちこっちのお店が休みか、やっていても店員が交代で選挙に行くから店の回転が悪い。選挙前後の数日はアルコールの販売は中止。とまあいろいろあるようで。

ちょっと散歩していて目立ったモノ。
タクシーの客寄せのクラクションがうるさい。
横断歩道をバク転で渡るなど微妙な大道芸(?)が流行りつつある。
信号で止まっている車に飲み物等を売りに行くという商売があり、そこそこ売れているように見える。
広い中央分離帯にガソリンスタンドがある。
バスの乗り方がかなり不明。しかもバスは1BOXカーを15人乗りくらいに改造したもので三角座りできゅうきゅうに乗っているのまである。
ペルーは車検がないということもあってか初代ビートルが多い。他はトヨタや日産の日本車、ヒュンダイの韓国車が目立つ。
厚着の人から薄着の人までいて、今日の服をどうしたものかの参考にはならない。
選挙と言うことで出ていた警察の装甲車が可愛い。

お昼少し前くらいにホテルを出発しバスで市内観光。今日もゆったりバスでいい。

サン・マルティン広場をバスで通過。サン・マルティンの騎馬像が中心にある広場で周りの建物は白で統一されている。ケンタッキーも景観を守るためにシックな黒看板。

リマ旧市街の中心地マヨール広場(アルマス広場)へ。御立派なカテドラルに大統領府。ライトアップが綺麗らしい。市役所やジムなどがある黄色いビル。少し離れると木製のバルコニーが綺麗な建物が続く。このあたりのコロニアル建築が世界遺産に登録されているらしい。建物といい広場の公園といい建物が統一されているところといいヨーロッパな感じ。住宅地とはエライ違いでこの辺は綺麗。かなり差があるなと感じる。ちなみに公園の中心では選挙報道の特設ステージが組まれており放送中のようで、ガイドさんが驚くほど人がいっぱいだった。

広場から少し歩いたところのオープンカフェみたいなレストランで昼食。(最終的に日本人50人になって変な感じ。)ペルーあたりでもっとも有名なセビッチェ(魚介類のレモンマリネ)をいただく。白身魚ということもあってかわりと日本っポイ。南米ということでインカコーラも注文。えらい甘い。紫とうもろこしのジュース(チチャモラーダ)もいただく。びみょー。ビールの瓶には石壁の模様がかたどってあったりとなかなか凝っていた。

レストランから見えるてっぺんに十字架が建っている丘を観ると字が彫ってあった。何か意味あるのかと思って聞いたら、たんに選挙ポスター代わりらしく、しかも前の選挙戦のときのが残ってるだけとか。なんか残念。

黄色いタイルが綺麗なちょっとアレンジされたバロック様式のサン・フランシスコ教会にちょこっと寄り、バスで移動。

ラファエル・ラルコ・エレラ博物館へ。ラファエルさんが収集したコレクションが展示されている私設の博物館。大きく4つの展示室に分かれており、黄金装飾、ものすごい量の土器を並べてあるだけの倉庫的展示、主に土器を文化ごとに展示した部屋、そしてエロティックな土器ばかりを展示した部屋。
とにかくゆるいデザインの土器が印象的。なんでグッツ作らないんだろうか。いちおう二千年ほど前のもののはずなのにやたら綺麗でまるで昨日作ったみたいな状態で保存されているのが気になる。エロティックな土器展示では女性陣が大盛りあがり。
中庭やカフェがありゆったりできるいいところだった。

高級住宅街のミラフローレス地区に移動し、いかにもわかりやすい像が建っている「恋人達の公園」へ。この像の男性はこの像を建てた男性にそっくりらしい。目の前は太平洋。日本の対岸なのかなと思うとちょっと感動。
(ちなみにここはスペインのどこぞの公園のパクリやん。)

その後大型スーパーに寄り買い物しホテルへ戻る。
ペルーはアメリカドルがそのままつかえると聞いてたけど、ほんとに現地通貨使わなくてすんでる。セント単位のおつりが現地通貨のソルとセンチモで帰ってくるから小銭ばかり貯まる。