2006年9月16日

恐山

東通村からむつ市へもどり、むつ市街から車で山道を走り続け約30分、完全に山に囲まれた独特の雰囲気のあるカルデラの霊場恐山へ。
三途の川と書いてある川と太鼓橋の先に恐山菩提寺はある。

恐山菩提寺の山門や地蔵殿を抜けた奥には、地獄になぞられる火山ガスが吹き出し硫黄の匂いが漂う白茶けた岩と砂の山と、極楽になぞられる白い砂浜とコバルトブルーの静かな宇曾利山湖。たしかにホントこの世とは思えないって感じた。おまけにカラスが多いのとかざぐるまがそこら中でカラカラと回っているのが霊場な感じの雰囲気を出していた。

さて、友人から受けた宿題、イタコさんはどのようなところで霊を呼んではるのかを調べる。まあ調べるほどでもなかったけど。
基本的にはイタコさんは7月と10月のお祭りの時に会えるそうだが、他の日にもおれらることがあるということで、たまたまなのかこの日はおられた。恐山菩提寺境内の山門の横に本堂があり、その中の小さな部屋で「口寄せ」をやっておられた。お客(?)さんは並んでるほどではなかったが、それなりにおられた。料金は志らしいが、だいたい三千円らしい。