2005年5月21日

上野 浅草

上野公園へ。西郷どんや、権現造り(おー聞いたことあるあると思った)の社殿で金の唐門の東照宮や、不忍池を通って、東京国立博物館へ。特別展ではベルリン博物館島のエジプト、イスラム、ローマと幅広い展示物があった。広い地域で古代から現代までの展示品があったので、場所や時期の違いによる彫刻の素材や作り方の違いが比較できておもしろかった。
エジプトと言えば、歴史の教科書ではピラミッドは奴隷が造らされたと書いてあったのが、やっと最近になってナイル川氾濫期に畑仕事が出来ない人への救済になっていたという説が有力になってきたらしい。中学の時に読んだ本と教科書とで違ってて、教科書の奴隷がピラミッドを造っている挿絵を見て、おかしいと文句を言ってたのを思いだした。
ここの博物館は建物が印象的であった。法隆寺宝物館は、緑と人工池に囲まれた直方体で一面ガラス張りの外観で、保存状態を良くするために展示室は暗め、とくにマトリックス上にずらっと並べられた金銅仏の部屋の雰囲気がすごかった。本館は入り口を入ると大理石の広い階段が目の前にあってこれも独特の建物だった。常設展でも国宝のモノが多く見られた。他にも科学館や美術館もおもしろそうだったが、また今度。

次に、浅草寺にでも行ってゆっくりしようと思って浅草へ行くと、ものすごい人。どうらや三社祭という祭りの日やったらしい。前に浅草へ来たときはガラガラやったからイメージがガラッと変わった。雷門の提灯も縮まっており、仲見世も通り抜けるのが大変。境内にはこれでもかってほどの屋台があった。鳩はどこへ行ったのやら。
で、西と東では文化が違うのか屋台の種類の違いにおどろく。特に驚いたのがかき氷屋さん。容器は縄文式土器みたいなカタチのモノもあったり、蜜は何種類でもかけ放題ときた。で、みんなカラフルな容器にカラフルなかき氷をもってあるいていた。また、じゃがバターもバターだけでなく田楽用のような甘辛い味噌もあり、これもまたかけ放題。いやー、屋台も変わったなぁ。

と、結局全然ゆっくりせずに、浅草や上野-御徒町間の商店街などをブラブラして帰る。

そろそろ山手線圏内は行き尽くしたかなぁ。次はもうちょっと足をもばすかな。