2023年8月19日

トーキョー 美術館はしご

トーキョー美術展はしご。
「テート美術館展 光 -- ターナー、印象派から現代へ」へ。テート美術館といえばのターナーで光の作品をよく見るが、そんなテートから光をテーマにした作品を中心に集められた展示。テートブリテンだけでなく、テートモダンのも含まれているのだろう現代アートまで展示があった。ターナーにモネにハマスホイにリヒターにとものすごいのが並んでる中、ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》がよかった。この風景は見てみたい。このサイズのポスター欲しい。

日美展も見てからの、

「蔡國強(ツァイ・グオチャン) 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」展。火薬を用いた爆発を用いた作品の展示。火薬で描いた屏風のドローイングが中央に配置されている。映像展示でいわきで開催された火薬というか煙幕でのイベントの模様を放映されていた。ちっちゃな子からお年寄りまでみんなが楽しんでおられ、これはみたかったなぁ。
にしても瞬間を捉えた大胆な作品で元気もらえる。

さいきんよくくる 魚介みりん粕漬 鈴波 さんでランチ。鮭の粕漬けととろろ、めっちゃ美味い。

2121 DesignSiteでの「Material, or 」展。ディレクターが知ってる人というの嬉しい。牛や豚の膀胱が水を通さない素材として使えるので絵の具など液体を運ぶのに使っていた、魚革をなめして椅子にしていたなど、特性を活かしてモノを作っている。こちらには何度も来ているが、階段のしたのスペースや中庭にも展示があるのがめずらしくうまくつかわれているなと感じる。となりのギャラリーにもまたがって広く展示があったのが鳥の巣。藁や土を固めて機能的に作られている。などなど素材をただの物としてだけでなく、それが伝統や文化に繋がっているという、ちょっとした言葉を添えて展示されていたのが考えさせられおもしろい。

Spingle moveでRUBEARの天然ゴムで弾力があり弾むみたいな新しいラインのスニーカーを購入し、最後にアーティゾン美術館へ。「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」展。
抽象芸術の源泉として印象派から始まり、キュビズムから現代まで抽象を軸にしているだけとはおもえないくらいバラエティーのある展示。画風で並んでいるので、中盤に出てきた作家が最後にも出てくるというのも面白い。所蔵展なのだが、250点中95点も新収蔵作品とのこと。
以前軽井沢でまとめて見ることができた婁正綱の大型作品に、ザオ・ウーキーの蒼の作品がもう最高。常設しておいて欲しい。これはもう図録買わねばと思っていたら売り切れ。さすがにそんなの初めてや。

東海道新幹線の車内販売が終わるとのことだが、トーキョー駅にはカタイアイスの自販機があるとのこときいて、逆にこだまでもいただけた。