2022年5月21日

越後妻有大地の芸術祭2022-1

一年延期になった越後妻有大地の芸術祭へ。今回は、火水曜日が休みになる代わりに半年開催ということで、新作が揃ってないけど、まだすいてる今のうちに行ってみる。県民割もあるし。
いつもどおり、夜中にスタートして赤城高原のSAで朝食。水沢うどんをいただく。
すでに公開されている新作を中心に道中の作品を見ていく。

昨年の奥能登芸術祭同様、こちらも検温スポットが用意してあり始めに寄る必要があるのだが、まだ空いてないので屋外展示からスタート。
T154「マッドメン」土コンクリートで人の形を作りそれを重ねて作られた休憩所に、T076「モミガラパーク」米のもみ殻をポリエステルで固めたブロックで作られた休憩所的なたてもの、2000年前半に作られた作品ながら、今思うとSDGs的な作品。
N012のかかしの庭。良くのこってるなぁ。

すっかりこの地区の人気スポットになった清津峡渓谷トンネル内の作品、N079「Tunnel of Light」。750mのライティングされたトンネルを抜け、人が少ないうちに水盤鏡に。天気が悪いけど綺麗に水面と天井に景色が写ってた。ちなみに、逆サイドから見るとまったく水鏡じゃなくてコンクリ打ちっぱなしにしか見えない。しかし、あらためて見ても清津峡の地層がすごい。カフェの2階の足湯の作品もやってた。

N028「たくさん失われた窓のために」
N058「清津川プレスセンター」
N101「にほんんに向けて北を定めよ」
すっかりおなじみ。とくに、窓は何度見てもいい。

松之山温泉 ナステビュウ湯の山へ。温泉郷からは少し離れているが、ここは自家源泉の松之山温泉。日本三大薬湯にあがるほど薬効成分が強いナトリウム・カルシウム ─ 塩化物泉。塩分が強く温まるし、殺菌作用も高い、90度超えの源泉なので加水なしのまさに療養泉。微弱石油臭がちょっと苦手かも。露天が断崖の上にあるので景色がいいので、あったまったら椅子に座ってぼーっとしているのがいい。
Y011「峡谷の灯籠」、Y012「松之山の植生を探る」がかわらず松之山温泉郷の入り口にある。

松之山温泉郷。一番奥にY106「ブラックシンボル」スペインでよく見るやつがなぜここに立てようとおもったのかやはち疑問。
湯守どころに足湯があるのだが源泉が80度超えのところ、足湯は適温。

Y052「最後の教室」へ。ここは毎度寄っていてお気に入り。なのだが、目が慣れるまで歩けないほど暗い講堂に、薄暗くノイズだけが響く廊下に、この日は貸切状態やったのでただただ怖い。