2022年2月23日

宮崎市

朝から温泉に入り、今日はいよいよ最終日。

飫肥杉(おびすぎ)峠展望台とか寄りながら、宮崎市へ向かう。

一ツ葉道路を走る。海沿いのはずなんやけど、防砂林で海が見えない。シーガイヤの看板を見て降りてしまったけど、もう少し走ればPAがあったそう。ちゃんと調べていけば良かった。

宮崎市中心近くの、宮崎神社へ。街の中に深い森のようにあり、正面の鳥居から広い参道がまっすぐ拝所から神殿まで並んでいてピシッとした感じ。
ちなみに、なにか準備されているなと思ったのだが、そもそも毎朝夕をはじめ年に約千回のお祭が斎行されているとのこと。大変。
参道の途中には国の登録有形文化財にもなってる徴古館(神社ないの博物館的な意味らしい)がある。なんといっても全面なまこ壁の洋風で重厚感があり、また中は和風らしく、いろいろつまった力作感がある。

宮崎市の繁華街へ。こちらにも広いアーケードの商店街がある。百貨店など残ってはいるものの、やはり郊外のモールに持って行かれているらしい。やっぱりちょっと残念。

商店街から少し外れたところに県庁街がある。メインの県庁は重厚なネオゴシック。椰子(フェニックス)の巨木に庭も左右対称に造られている。
向かいには赤煉瓦の洋館の県庁5号館もいい感じ。

宮崎駅前へ。まず駅前のスペースが広いのがいい。宮崎駅とその両サイドのショッピングモールと調和が取れているのもいい。で、でっかい日向夏があると思ったらポストやった。ちょうどいい待ち合わせスポットという感じやった。
駅よりも高い、アミュプラザの屋上へ。屋上にも神社があった。

レンタカーを返却して、宮崎空港へ。
この時期だけあって野球のキャンプのフェアに、餃子消費日本一になった記念で、餃子フェアもやってた。
で、これまでいただけなかった、宮崎ご当地グルメ寄せ集め定食があって、迷わず注文。
蔓延防止でなかなか地元定食屋がなかった中で、さすが空港のレストラン。炭焼きの鶏がいい。

飛行機で帰る。さすがガラガラ。
ゆっくり観光するのが最後の県になった宮崎。柱状節理の岩壁に鬼の洗濯板に、森にとダイナミックすぎる自然に、神社しかりで自然と共に歩んできた文化というのをずっと見ることができた。
熊本横断からの宮崎縦断。個人的には日数を十分取ったので十分堪能できた。