2022年2月20日

阿蘇、黒川温泉

阿蘇のミルクロードに入る。いっきに山を登ると、両サイド一面ススキ(?)の黄金色の絶景。と、とたんに氷点下なのでスタッドレスの車借りてよかった。雪は積もるほど降らないのと、風が強いので道に残らないので、氷もなく思ってたより普通に走れる。
このあたりのミルクロードはカルデラの上のエッジを走るのでとにかく展望がいい。テンション上がって何度もとなって見渡しながら進む。

通るつもりだった道が通行止め(情報なかった・・・)ってことでルート変更したら大観峰に寄る。巨大なカルデラを感じられる物凄い絶景。ただ、あまりに強風で寒いったらありゃしないので退散。

今日の宿がある黒川温泉へ。黒川温泉は小さな里山に30軒の温泉宿、10種類のうち7種類もの泉質がある。すばらしい温泉地。
まずは温泉街を散策。まだ細い筑後川沿いに所狭しと温泉旅館が並ぶ。ご時世なので人は少なめだけど、意外と若い人が多い印象。
いろんな温泉成分があるので湯めぐりを楽しめるようにと、ならしに刺激の弱い温泉、効果を高める強めの温泉、最後に整える温泉と泉質別にどの順番に入るといいか、それぞれどの旅館がどの泉質なのか、今日日帰り温泉をやってるか、何時までやってるかなど、温泉街まとめて情報が共有されている。この観点で巡ったことなかったので面白い。また、持ってた資料と現地でもらった資料で、いくつか泉質が違う旅館があった。なんでも熊本地震などで変わってしまったそう。温泉も生きてるんやなと思う。

今回の宿、わかばさん。こちらは刺激の弱い単純泉で、何度入っても疲れにくいのがいい。川の流れと竹を見ながらの露天の寝湯がいい。夕食は部屋で、あか牛丼のセット。めっちゃうまい。

湯巡りに出る。御客屋さん。今年でちょうど創業300年という黒川温泉で最も古い温泉宿とのこと。ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。

黒川温泉冬の風物詩、湯あかり。竹で作った灯籠が川や駐車場、バス停に設置されていて温かみがあっていい。ちなみに放置竹林の間伐材を使っているというエコな活動。
わかばさんに戻って、貸切のお風呂に。まあ今日なら露天も貸切なのだけれども。
何度もゆっくり入れる単純泉はいい