2021年8月10日

但馬・城崎

但馬エリアを回る。
でも豊岡までは京都縦断し日本海側から入る。せっかくなので久美浜湾をぐるっと回る。湾といっても海とは細く繋がっている汽水湖とのこと。
ちっちゃい時に来たきりやったのででっかいイメージがあったけど、一周30kmもない小さなところに、東と南に町。西に河岸段丘と幅広く楽しめる。

豊岡を通過して一気に西に進み餘部へ。餘部は鉄橋で有名やけど、ほんとに鉄橋部分に小さな集落があるところ。
今は鉄橋も新しくなっている。駅と展望施設「空の駅」が上にあり、観光も兼ねてのエレベータがあり便利。高さ40mだけど、山に挟まれているだけあってもっと高く感じる。
昨日低気圧が通過したところというのがあって、波が半端なく高く、川を波が登っていくのがちょっと怖い。

豊岡市に戻り、玄武洞へ。玄武岩の柱状節理の壁を人が削ったので洞となったそう。伊豆のとくらべると柱状が細いのがアートな感じ。
玄武洞だけなのかと思っていたら、すぐ近くに青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟があり全部合わせての玄武洞公園となっている。
青龍洞の柱状節理がさらにぐにゃっと曲げられた様子と、池が前にある神秘さいい。今年は奇岩づいてる。
目の前には玄武洞ミュージアムに豊岡鞄を中心にショップやレストランもある。

さて目的の城崎へ到着。宿はつちや旅館新館おUTSUROIさん。純和風な旅館が多い中、超和モダンなお宿。こちらの身内の方でもある山田毅さんによる但馬近辺の風景を描いた作品でできている。1階のカフェもいい感じ。
城崎といえば外湯巡りで、城崎に泊まると外湯のパスがもらえる。温泉街を散策。城崎は大溪川(おおたにがわ)の両岸に柳と温泉街らしい街並みが広がる。
まずはその名の通り駅前にある駅舎温泉さとの湯。一番近代的で、3階建ての2、3階が温泉。3階の露天からは円山川がみわたせる。
つぎは、地蔵湯。タイルばりの浴室。真ん中に湯船、周りに洗い場という広い空間になっている。また家族用に小さな湯船も用意されている。ただ、基本露天しか入ってないのとお湯が熱いので長くは入れない。
続いて柳湯。見た目お土産物屋さんか商店かというくらい小さな建屋で、湯船が小さいのですぐに混んでしまうけど、中も木が多く使われていて、照明もオフ気味なので風情がある。たまたまか誰もいなかったので気持ちよかった。
とりあえず、どこも熱いのでここらで外湯巡り一旦休憩?城崎らしく海鮮丼をいただく。写真忘れた。

宿に戻り少し休憩して、夜の城崎散策と外湯巡り再開。
一の湯。ここはカーブしたところにあるので目立つ位置に歌舞伎座のような建屋と存在感のある大きなところ。
露天があり岩に囲まれた洞窟風呂が印象的。
次は、御所の湯。こちらは立派な門構えに池にとお寺のような雰囲気。内湯は天井高く露天と繋がっているので開放感ある。
そして、まんだら湯。こちらは中華風の門構えで、柳湯のようにコンパクトながら照明オフめなので風情あるところ。露天につぼ湯がある。
外湯はもう一つあるのだけど、今日は定休日。