2021年5月30日

上伊那 2日目

鹿嶺高原キャンプ場は、南北に伸びる山の尾根にあるので、昨日の夕日だけでなく朝日も見られる。晴れてよかった。最高。

少しばかり山を散策。ちゃんと道があるので安心。
途中道路に出たのだが、でっかい岩が転がっていた。昨日なかったのに怖い。

いつもと違って、ゆるゆるのんびり何もせずに過ごす。管理棟で今日は地元の方のジビエカレーを出すとのことでいただく。

麓の長谷にある重要文化財の熱田神社へ。小さな集落を見守るような親しみある佇まいに見えて江戸中期に造営された豪華な本殿が国指定重要文化財となっている日本武尊を祀る神社。本殿は保護のため覆い屋のなかにあるのだが、藩ではなく村の住人が費用を出して造られたのだそうで、いまでも親しまれているように見えるくらい、綺麗に保たれている。

今日も美和ダム寄りつつ、南を目指す。

陣馬形山へ。ここへは4方向から道があるのだがことごとく通行止めで、入れるのは西側、美里ルートから登る。
最近キャンプ場を始め道も整備が入ったようで、看板が新しくみやすいのだが、ナビともGoogleMapとも違う道を案内看板が指しているので、微妙な緊張感を持ちつつ看板を信じて進む。
陣馬形山のキャンプ場の先に展望台があり、芝や木製の道が整備されていて歩きやすい。展望台では木がないので眺望がいい。ここからみて右から左に流れる天竜川。それに向かって中央アルプスの山々から流れてくる何本もの川があり、それぞれ河岸段丘になっていて、そこに田畑があったり、その段丘を越えるように橋がかかっていたり、特異な地形とそれを生かした生活がみられるのもいい。
ここのキャンプ場は段々になっているので、だいたいどこの区画になっても伊那方面を見下ろす形になっている。広場とかがあるわけではないが景色を存分に味わえそう。

一気に登ったので、帰りは道中の、うっそうとした林にある社の風三郎神社や重要文化財に指定される見通しの昭和7年にかけられたとは思えないアーチ形の坂戸橋など中川村をくるっとめぐって、また一般道で帰る。

ゆっくり上伊那一周し、絶景を見ることができた。
で、早太郎としっぺい太郎のおみくじの人形を並べることができた。