2020年7月26日

道東 十勝

糠平温泉郷を散策。とても小さなところだけども、廃線の跡で見どころいろいろ。線路だったところが遊歩道になっていたり、旧糠平駅が鉄道資料館に、橋梁はそのまま。特に、糠平川橋梁は昨日いくつか見てきたのと比べるとかなり見応えあるほど残っている。
ここは大雪山国立公園に位置しており、ひがし大雪自然館もある。朝早いので入れず。

糠平を後にする。国立公園内にあるのに車でアクセスできる糠平ダム。これも立派。冬は凍るので痛みやすそう。
ダムの下流の音更川沿いにはまた旧国鉄の橋梁がいくつか並び、結構大きい。

糠平から1時間弱で十勝牧場へ。
まずは有名な白樺の並木道へ。牧場の敷地内なのだと思うが、あるていど自由に出入りできるように開放されている。すばらしい。
しばらく敷地内を走ると牧場の見晴台に。広い牧場を少し高いところから見渡せる。晴れてたらなぁ。でも、牛さんとか眺めながら気持ちよくゆっくりできる。

次に、十勝川温泉へ。ゆっくり温泉に入る時間はなさそうなので、とりあえず十勝が丘公園の展望台へ。十勝平野が見える。夕日が綺麗らしい。
麓に降りると道の駅による。道の駅ガーデンスパ十勝川温泉。もともと温泉施設だったらしいが、観光拠点となるようにと温泉施設をベースにレストランとマルシェを追加して道の駅として、この連休にあわせてオープンしたところだそう。だけどコロナでいきなり大変な状況とのことだった。お土産物よりは地元の食材やベーカリーなどが入っていて、地元の人も楽しめる施設になっている。
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉の足湯があり、ドライバーにはありがたい。十勝川温泉は、葦などの植物が自生しいてそれらが堆積し、できあがった亜炭層を通って湧き出る温泉が、植物性の有機物を多く含む植物性温泉の"モールの湯"だそう。

最後に帯広に向かう。今回走ってきた中ではダントツの広い街であるが、内地の地方都市同様に郊外化が進んでしまっている様子。
で、900kmほど走ってきて初めての車線変更がちょっと怖かった。
帯広駅前で車返却。とりあえずやることないので駅に入ると、なつぞら展をやってた。なんだかんだここ数年朝ドラ付いている。ぐっつはもちろん、小道具とか台本とかの展示があり、こういうのテンション上がる。

千歳空港へ戻る。東の橋から西に向かってあんなに走ってきたのに、鉄道でまだまだ走らないと千歳まで行けないというところで、さすがのでっかいどうかんを感じた。
空港ビルで遅い昼食、北海道といえばのスープカレー。うまい。

飛行機のチェックイン時、数年前に事前チェックインでチケットレス・スーツケースはラゲッジドロップのカウンターに預けるだけで並ばなくていいのに感動したのに、さらにそのラゲッジドロップさえも自動化していた。完全にカウンター寄らなくていい状態。進んだなぁ。

なかなか行けなかった北海道。こんな状況なので街を避けて道東のみにしたってのと、雨は降らなかったけど天気がイマイチやったけど、広大な北海道感あじわえたし、ひさしぶりの遠出ができたのもなによりよかった。
行きたいところまわるにはあと3回来ないといけないなぁ。