2019年9月24日

霧島

ホテル周辺。昨夜は気がつかなかったけど高い位置にあるので町も見えるいいところ。でも今日は霧が濃い。
霧が晴れないけど、まずは早朝の霧島神社へ。一の鳥居。23mの巨大な鳥居。しかも今年の8月に塗り直したところなので種が綺麗。
霧の中の誰もいない神社は気持ちがいい。

霧島神社本殿へ。高い木に覆われた山道を抜けるとぱっと広がる朱の社殿。で、奥のほうにある黒い本殿、が今日は霧の中にありとても幻想的。
朝早いので、神社の人しかいない静かで凛とした空間が心地い。

さて、そもそも霧島アートの森へ行こうと思っていたのに、振替で休館ということでなにしよっかなと。
少し霧が晴れてきたので、山を登って高千穂河原へ。ここまでは車で来られる。ここから高千穂峰までは往復4〜5時間ってことだが、ビジターセンターの方曰く、道も木もなくてロストしやすいので、霧と雲がかかってくるからやめた方がいいとのことで、あっさり断念。でも、もともと霧島神社があった古宮址天孫降臨神籬斎場までは寄ってくる。雲間から高千穂がチラチラ見えるのがまた神秘的なスポット。
ちょっと歩くといろんな石が転がっている。また、このあたりはシェルターがあちこちにあり、さすが噴火したところという感じがする。

高千穂には行けなかったけど、お鉢を見たいと思って大浪池へ。県道の駐車場から地図上すぐかと思っていたら、お鉢を斜めに登る感じで30分ほどかかった。もう汗だく。
大浪池についたらすっかり晴れ上り、見事な火口湖と韓国岳の絶景に鳥の鳴き声くらいしか聞こえてこないいいところ。
ちなみに、水面の標高が1200mで、火口湖として日本で一番高いらしい。

霧島温泉街へ。
途中温泉が沸いているところがいくつかあり、朦々と煙が上がっていた。その下流の丸尾滝へ。滝といっても温泉が流れる滝で、この水量。どんなけ沸いてんねん。柱状節理が見える岩に、いかにも温泉という感じのエメラルドグリーンの滝壺も自然ってすごい。
ドライブイン的なところで、蒸したての温泉卵などいただく。めっちゃ熱い。
ここまできてふもとの方も晴れてきた。霧島神社へ戻る道がとても気持ちがよかった。なにげに今いるところがこんな高いところやと思わなかった。

フライトまでけっこう時間があるので、海の方へ降りて桜島の方へ行ってみる。
坂元のくろず「壺畑」情報館に寄る。あ、見たことあるやつ、ってところ。お酢ドリンクにドレッシングがうまい。
今日は、桜島が綺麗。

ゆっくりしてたら時間がなくなってきたので空港へ向かう。空港近くの嘉例川駅へ。無人駅なのに特急が止まる名所。築100年以上の木造の駅舎が現役。
駅舎内には、歴史がわかる写真や資料にちょっとした博物館的になっている。レアなものが並んでいるように見えるが無人駅。平和や。

車返して鹿児島空港へ。そして静岡空港へ戻る。便利。

台風で種子島行けなかったけど初鹿児島満喫できた。他の島も回ってみたい。