2019年3月24日

沖縄旅行 -本島南-

モノレールで首里へ。首里城などはまだ空いてないので南西側にある石畳の道などうろうろ周囲を回る。
他の近代的な街と同じなはずなのだが、やはり風通しのいいブロックなどちょいちょい沖縄感がある。
那覇は西は平地だが東は結構起伏が多く、こちらに伸びてきたんやろなという感じで、降った後に登るのがちょっとめいる。

那覇の首里城の敷地にある、園比屋武御嶽石門。うっかり見逃しそうな世界遺産。石造りの技術の高さが今でも見て取れるというものであり、さらにこの奥の森が聖地とのことで、今でも拝みに来られている文化的なところ。
さて、首里城にはいる。さすがの観光客の数。外観はともかく中に入る。で、世界遺産なのは地下にあるオリジナルの城壁跡。今でもちゃんとガラスの床になっていてみることができる。これを守るために今の首里城は少し持ち上げて復元されているそう。ってかよくこれを登録したなぁ。
もちろん首里城も見ていて全く文化が違うことが感じられて楽しめる。

首里城隣にあるもう一つの世界遺産の陵墓、玉陵。屋根の上に破風もついている立派なお墓。そんなところでも屋根の上にシーサーが乗っていて門から入ると目があう感じになっていた。内側の庭にはサンゴの砂利が敷き詰められているのも象徴的らしい。ちなみに、たまうどぅん、と読む。

那覇市街に戻り、やむちん通りとかA&Wのルートビアとか35コーヒーとかいただき、南の方の残る世界遺産へ。

首里城の少し南にある識名園。沖縄様式の御殿や中国様式六角堂や石橋などの折衷な建築と広い造園で、琉球王の別荘として作られたのだが、迎賓館的に使われていたそうで、こちらも世界遺産。これまでの城跡とはちがってゆっくりした雰囲気。
この日は御殿で、染色で人間国宝の平良敏子さんの芭蕉布の展示がされていて、ご本人も来られていた。

ちなみに、レンタカーは「わ」だけやなくて「れ」ナンバーも。「わ」が溢れたんやろなぁ。

那覇より南東にある、斎場御嶽へ。今回巡る最後の世界遺産。
こちらは巨石がならび、南国らしい樹木も深く、人が多くても静かで、いかにも聖地という雰囲気がする。

忘れていたが、ここで初めてサータアンダギーを見つける。もっとあたりまえのように売ってるもんやと思っていた。あと、さとうきび畑の横でサトウキビジュース。注文するとおじさんがサトウキビを持ってきてくれて自分で圧搾機に入れる感じ。まあ素朴で美味しい。

あとは南側の海岸沿いを走る。平和記念公園。ちょっと広すぎて塔だけみてきた。ひめゆりの塔にも寄り、那覇空港近くの瀬長島ウミカジテラスにも寄る。
夕食には、昨日隣の人が頼んでておいしそうやったトーフチャンプル。うまい。

9箇所から構成される沖縄の世界遺産を北からぐるっと回ってきた。どれも同じように見えて、その土地ならではの違いを感じられた。いろいろ寄り道したのもあるけど、2日はかかるな。