2018年8月11日

徳島ドライブ

久しぶりに徳島へ。439中心に回ってみる。
夜中走り続け、明け方四国入りで、まずは美馬を目指す。若干ガソリンの残量が気になるがいざ山に入る。なんせスタンド空いてないし。

美馬から国道438経由で剣山を目指す。
直線距離は大したことないのだが、ものすごいくねくねでこれでもか、ってほど1時間登る。
剣山の麓に到着。今日は山の日ということもあって、人が多い。
とりあえず剣山神社にお参りし、今回の目的の439に入る。いきなり狭い。さすが酷道。

剣山から20分ほど439を走ると出てくる二重かずら橋に到着。
道中、工事のため通行時間が1時間のうち10分だけに限られています、的な看板が気になりながら。
ここも長らく来たかったところ。かなりの吊り橋ってかかずら橋っぷり。なかなかよい。ここには2本のかずら橋と、川をロープを手繰りながら進む籠で渡れる、ちょっとしたアクティビティがいい。
ここまでくる人は少ないので、静かで、川も綺麗でいいところ。

二重かずら橋から10分ほど西に行ったところにある、カカシの郷へ。
ここはテレビでもよく映る、住民が少なくなって寂しいから作ったとのことで、ただそれがここだとは知らなかった。
集落のいたるところに、ものすごく自然にカカシがいる。あまりにも自然で人だと思ったら違うくらい。そして一番驚いたのは、人に会った時。まあ、おやくそく。

さらに20分ほど西に進み、落合集落の展望台へ。
ここは高低差400mほどの斜面に民家が並んでいて、中には江戸時代からの茅葺の家屋もあり、重要伝統的建造物群保存地になっている。いい風景。

439は高知方面に向かう峠が通行止めになっているので、今回はここまで。
しかし、ここまで走ってきた439は日本三大秘境の祖谷のさらに奥地でなかなかの酷道なのだが、見所が多いので、それなりに止まりながら楽しめる。また、名所・旧跡などの看板は綺麗でちゃんとしていて観光地としていきているのは驚き。他の酷道とは少し違う。でもやっぱり酷道なので慣れない人にはお勧めできない。

祖谷のかずら橋へ。二重かずら橋と違い観光バスがくるくらいで人が多かった。橋渡れないくらい。まあ、しかたないか。
ここは、橋よりもその下の岩場の方がすごい。さすが削られた土地という自然を感じる。
少しお腹が空いたので岩魚と田楽をいただく。

祖谷渓へ。立つのが怖いくらい深いV字の谷。そしてこの小便小僧。人気スポットだけどいかんせん道が狭いので、なかなか車が置けないのが難。

大歩危に小歩危へ。エメラルドグリーンが綺麗な川。ここも見事なV字の谷に、切り出された岩がすごい。

ちょっと香川に入り、豊稔池ダムへ。ここは日本に2つしかないマルチプルアーチダム。
もうダンジョンみたいにしか見えない。きほんてきにため池なので規模は小さいが、ものすごい見応えがあった。

徳島に戻り、うどんをいただく。まだ香川近くなので、讃岐うどんスタイルのさぬきやさんへ。
このスタイルはいい。またお店からは土讃線や吉野川を見渡せる丘の上にあって景色がいい。

そして、宿をとった徳島市へ戻る。
しらなかったのだが、阿波踊り先日だった。道理で宿が空いてないんや。
今年はいろいろ運営と参加者の間で問題があったようでちょっとゴタゴタしているようやった。
とはいえ、町中が祭りムードでこれまでとは違った活気が見られた。
徳島城跡の広場では阿波踊りのプレイベントで矢井田瞳のフリーライブがあった。広い層があつまってなかなか盛り上がっていて楽しめた。
そうこうしてるとお店が閉まりだして、麺が続くがラーメン(徳島ラーメンではなく鯛で出汁をとった塩ラーメン)と阿波尾鶏の唐揚げをいただく。
いやー、長い1日やったし、よー走った。