2018年7月14日

小布施、白馬

小布施と白馬を目指して長野へ。

高速をひた走り、思ったより早く着いたので長野の手前の姨捨で降りる。
高速を降りたところを頂上に絶景の棚田が広がる。特に長楽寺にある巨石の上から見るのが良かった。ってか巨石に登れるのが驚き。

運転に飽きたので、善光寺近くに車を置いて、早朝のまだ人が少ない善光寺を通り抜け、長野鉄道で小布施を目指す。

長野鉄道は長野駅から善光寺下駅までの繁華街は地下を走しる。どうりで見たことなかったんや。
長野市から約30分で小布施へ。美術館が開くまで、散歩。ちょうどマラソン大会が行われるようで、駅前からメイン会場まで朝から人が多かった。
北斎館まで、小布施の歴史地区を歩く。とくにここは路地が歴史の道みたく整備されているのが印象的。

北斎館へ。こちらでは北斎が小布施で描いた肉筆画、書簡をメインに展示されている。
企画展で、北斎が作った漫画の教科書とも言えるイラストの展示がありなかなかおもしろかった。また、2基の祭り舞台とそこに書かれた天井画が展示されていた。こういう展示も面白い。自販機スペースの椅子がすべてYチェアなのもおどろき。

続いて、今回の目的、おぶせミュージアム・中島千波館へ。こちらには中島千波の桜の作品などの日本画と、企画展がある。とくに日本の若手作家のグループ展「次代への表現展」が開館以来行われていて、今回はそのベストセレクション。
木とは思えないリアルな雑貨などを彫られる前原冬樹、金沢でも見た緻密なペン画の池田学、独特な淡い色合いで光の表現が印象的な曽谷朝絵、背景も印象的な花の油彩画の安西大。展示数は少ないけどもそれぞれ長くみていても飽きない作品で、大満足。期間ギリギリになったけど、みられて良かった。

お昼、北斎館の方へ戻って、小布施堂傘風楼へ。蔵をリノベーションしたかのようなお店。イタリアンなのだが、老舗の和菓子屋さんがやっておられるのだそう。一見敷居が高そうなんやけども、ランチはリーズナブル。よいお店やった。

長野へ戻る。長野市は善光寺しか行ったことがなかったので、長野駅からアーケードとかみて回る。
長野駅側の地元の人と善光寺側の観光客の人用と、ぱきっと分かれている感じでわかりやすい。

再び車で西に走り、小谷村へ。
塩の道に少し興味があったので、資料館とかみたかったのだが、工事中のようすだった。

で、夕方に宿をとった白馬へ。十年ぶり3度目にして、ゆっくり回る。
まだまだ明るいのでポタリング。スキーのジャンプ台を近くでっみたことがなかったので寄ってみた。クレイジーな競技なのがよくわかる。
白馬駅や吊り橋など一通り回る。
夕方とはいえ、異常な暑さで汗だくなので、白馬八方温泉のみみずくの湯へ。八方尾根がみえる露天がいいが、それほど広くないのに混雑していてあまりゆっくりできなかった。まあ、しかたなし。
蕎麦酒房 膳さんでおそばをいただく。夜の営業まであるのがありがたい。