2015年2月14日

フィンランド ヘルシンキ 2日目

ヘルシンキ中心地のすぐ横にあるマーケット広場の港からフェリーで世界遺産のスオメンリンナ島の要塞へ。
フェリーは冬だからか40分に1本くらい。ヘルシンキの24時間パスで乗れるといういいサービス。
雨と風とで寒い寒い。雪じゃないわけやけどロヴァニエミより体感寒い。
で、約15分でフィンランドの城ことスオメンリンナ島に到着。
着くなり、これまでに見たことないくらい大きなユネスコの看板。世界遺産好きには嬉しい。

観光の島ってことやったけど、そこそこ家があったりで、港付近は普通の田舎町みたいな感じで、この辺は要塞感がない。
早朝なのと悪天候で全然人がいない。

島内を迷いに迷って先端へ向かう。だんだん、起伏を利用した倉庫や長い壁、防空壕が出てきて、要塞感が出てきた。
そして先端付近は海に向かって大砲がずらっと並んでいてまさに要塞。長年にわたって大国からの防衛線になってたんやなと感じられる。
ここまで来た時には、強風やは、雪やは、霙やは、下は凍ってるは、人はいないはで怖かった。
ちなみに、夏はピクニックや海水浴で賑わうところやそう。

さて、寒いので港に戻ろうとすると、これが戻れない。要所要所で道が一本になり、壁の向こう側への抜け方がわからない。
壁の外が見えないのと、曇ってるから方向感覚も失う。想像以上に要塞やった。
ヘルシンキの街からたった15分で、戦地だったというこんなに空気感が変わるというのを見られ、でも今は憩いの場となっているという、ヘルシンキを語る上では欠かせないところなんやろなと感じた。

さて、夕方の飛行機までは、中心地で買い物。
ヘルシンキ空港はよく知ってるので、そのうえ夕方の便は気が楽でいい。

いよいよ空港に。事前チェックインしていたのであっさり。
出国審査の後のショップフロアは、去年はなにもなかったのに、すっかり変わっていて免税店が充実していた。
しかし、名古屋、大阪に、東京が2本が横並びでほぼ同時に出発するので、もう日本の空港みたいに日本人だらけ。

いつもとくらべると今回はオーロラメインやったのと寄りたいところがまとまってたので、今回はゆっくりできた。
北極圏のロヴァニエミに、北欧の中心的なヘルシンキと、まったく違う面を見られた。
まあ、やっぱり夏にも来たいところやなぁ。