東京オペラシティーでの、ザハハディド展。初期のものから最新の新国立競技場までの模型や映像の展示。デカブツの模型がいくつか並んでいておもしろい。
かつては、建てない建築家と呼ばれていたらしく、外見はほんまに建てられるのかってくらい奇抜。でも中に入ると結構機能的な感じのデザインでおもしろい。建築だけじゃなく、プロダクトデザインまで手掛けておられるのがわかる展示やった。
21_21 DesignSightでの、活動のデザイン展へ。
地雷などの世界が抱える問題から、体が硬くて靴下を履くのが大変なおばあちゃんなどの身近な問題まで、今の社会とデザインの関係を感じられる展示会で、21_21 DESIGN SIGHTらしい。
針の時計をずらっと並べた、デジタル表示な時計。波打ってみたりとの動きが見ていて飽きない。
プロジェクションマッピングを聾学校の生徒にも絵と音の同期を楽しんでもらえるようにと、音を振動で感じられる装置。金沢城のプロジェクションマッピングで実際に使われたVTRと一緒に展示されていた。
ロッテルダムのおばあちゃんが人知れず60年かけて作った500着以上のセーターのデザイン画と一部の展示。これだけだと、ふーん、やけど、一度も袖を通されることなかった500着のセーターをみんなで着てフラッシュモブをやられたときのVTRと合わせてみると、すごく感動。
巨大な球体のオブジェかと思いきや、これが風でコロコロ転がっていくことで地雷撤去を行うとのこと。VTRでは、軍の方がこれだけでは不十分だが、十分役に立つとのこと。作者は小さい時に風で転がるものを作って遊んでいたが、そういうことができない子供たちのために、とのことだった。
FIXPERTSという、ざっくり言うと困っている何かを助けるクリエーター。これのいいところは、FilmMakerという人がいて、プロジェクトのプロセスを映像に残し共有するという役割があるところ。
直線の使い方をいろいろ考えたという作品。一番共感できたのがこれ。通勤路の片側一車線がこれを考慮してくれたら、通勤渋滞はかなり減るのに。