2014年11月 8日

新潟ドライブ -湯沢魚沼 新潟-

まだちゃんと行ったことがなかった新潟へ。
明け方に六日町から新潟に入り。入るなり、ものすごい霧で視界が50mほど。しかも0度。
ひやひやしながら三国川ダムへ。さぐりがわダム。読めねえ。

住宅街から急に切り立ったところにある。治水のためという感じ。

地域に開かれたダムということで、そんなに大きなダムではないけども、ちょっとしたキャンプやスポーツ施設があった。
朝日が差し込むダムはかっこいい。

次は、重力ダムでは日本一高い奥只見ダムへ。
奥只見ダムへのルートは明日から凍結のため閉鎖になるそう。ギリギリやった。
集落から県道でもあるシルバーラインを20km走った奥地にダムはある。
シルバーラインは全長20kmのうち18kmトンネル。そこらじゅうで水漏れしている。しかも手彫り感溢れるゴツゴツした感じで、しかも90度ターンだらけ。一般道というよりは工事用って感じ。すごいアトラクション。

ダムは深すぎてなかなか全貌が見えない。上まで登ってもなかなか見えない。それくらいでかい。

ちなみにここは映画ホワイトアウトのロケ地だったそう。
紅葉時期はものすごい渋滞してたんやろなぁ。

魚沼から西へ進み、十日町へ。
十日町といえば豪雪とイメージだが、そのとおりで、玄関が2階にあるような縦にえらく長い家が多い。それぞれカスタムになるからか、通り沿いはデザイナー住宅みたいな感じで、イメージが変わった。あとは、カマボコ倉庫?も多かった。

十日町駅近くつまり中心地に道の駅や市民ホールなどの施設と並んである、大地の芸術祭のメインステージでもある「越後妻有里山現代美術館/キナーレ」に寄る。現代美術館には、スペインのバルをイメージしたレストランが併設。他に日帰り温泉もある。

レストランでは地産地消メニューで、解説もありすごく楽しいプレートやった。レストラン自体が大地の芸術祭のアーティーストの作品としての展示でもある。棚には、地域の人の持ち込みや、訪れた人が交換していく「Object Crossing」で構成されている。これもおもしろい企画。

わりと閑散としていたが、芸術祭の差異はベースとなるいい場所やなと感じた。

十日町からさらに山を越えた松代へ。松代駅周辺にはいくつか作品が常設されていた。
松代駅前の芸術祭で建てられた文化施設、農舞台。ここにも、レストランがあり、それ自体が作品となっているのが、これが、なんか若い人たちで大盛況。どこからきたんだか。

こちらは段々畑が名物となっているが、それを用いた作品がいくつかあった。いやーおもしろい。

また一山越えた森にある施設、キョロロ。地域の人、観光者、企業との連携で、地域を知るというところ。
キョロロの周りには「美人林」というブナ林がある。たしかに綺麗。しかし森に人が多いのもすごいなぁ。

キョロロは(苦手な)昆虫の展示が多かった。おもしろかったのは、毎年の最高積雪量を実寸で展示してあるもの。こんなに積もるんやなぁ。

こんな感じで、アートによる地域活性化の先駆け大地の芸術祭トリエンナーレの施設や作品が、十日町などの越後妻有地域に点在しており、車で走っていると、作品の案内の黄色い看板が立っている。

本当は、芸術祭の作品をもっと見て回りたかったが、それぞれでゆっくりしすぎたので、新潟市街へ向かうとする。
芸術祭の期間中はこんなにゆっくり回れないんやろなぁ。

新潟市街へ。とりあえず中心地をぶらり。長いアーケートがあり、いろいろ買い物スポットもあるが、閉店時間が早い。うーん。
信濃川両岸は、夜でもいい散歩コース。もうちょっと日が高い時間に散策しよう。今日は疲れた。