2011年11月25日

エジプト旅行 8日目 -帰国-

トランジットのカタール空港へ。日が変わる時間帯やのにすごい混雑。見た目にも国際色豊かすぎる団体の数。ここから世界中に飛んでいってるんやなぁと感じる。

これまでも何度か行く機会があったけど行きそびれてきたエジプト。気球やカイロ中心部に行けなかった宿題が残ったものの、どこに行っても絵になる遺跡や景色があって、期待値以上で大満足。

小遣い稼ぎみたく無理やり案内しようとして来た人は時折しつこい人もいたが、そうでない人は基本的に人懐っこい感じの人が多かった。最初は真顔で来られるので何言われるのか分からず怖かったが。
(言語がそういう風に聞こえる発音やからかもしれんが)道ばたで口論ぐらい言い合っている人たちが多く、あっちこっちでいがみ合ってる見たいに見えるが、最後には握手して笑顔で分かれるという光景が常に見られた。今回見た限りでは優しい人が多かった印象で、オレがカタコト会話で話してても、ちょっと話にオチがつくたびに握手して、会話してても緊張なく楽しめた。

一昨年の豚インフルエンザ以降、カイロでは生ゴミの収集がなくなっているらしい。一方で田舎の方は生活はいいと言いがたいが、ゴミが散乱しているとかスラムとかそういう感じではなかったように思う。この差がいわゆる格差とは違った感じがする。なんやろ。国民性なんかな。
遺跡などの入り口には必ずこぎれいなお土産物屋の商店街があって、そこで売っている、大理石っポイとか、パピルスっポイとか、エジプト綿っポイものは、ほとんど中国製らしい。エジプトでそうなんやから、世界中のお土産が中国で手に入るんやないか?また、モノ売りの子供がちょいちょい「ニーハオ」って声かけてくる。また、ドーハ空港の免税店で店員が中国人ばかりになったタイミングがあった。今のところ、音と光のショーではアジアの言語では日本語のみだが、そのうち中国語に変わるのか。そうやって、日本語より中国語の方が優先度が上になり、世界中の美術館とか空港とかの日本語の説明や日本語ができる現地ガイドさんが減って、日本人が海外旅行しにくくなるんやろなぁ。そして、だんだん日本の知名度が下がっていくんやろなぁ。そういうのをココでも感じてしまった。

エジプトの観光客の割合は7割ほどヨーロッパの人らしい。ということで地中海側のアレクサンドリアあたりの観光開発が進んでいるそう。次回行くことがあれば、カイロ-アレクサンドリアかな。