2011年6月19日

安曇野ポタ

天気はいまいちやけど、なんとかもちそう。

まずは、穂高駅東側。大きな敷地の家の間を縫うように狭い路地が入り組んでいる。
そんな中現れる、大きな下駄のある東光寺や、蔵がある家。等々力家という名家もあった。
その一方で新興住宅地もあったりする。ちょっとしたデザイナーズハウスって感じで、それはそれでちゃんとしていて、嫌な感じはないまちづくりされてるよう。
また、水田やワサビ田も多く、用水路というか"用水川"に勢い良くきれいな水が流れている。その水の音も印象的。

穂高駅周辺へ。商店街にはやはり「おひさまの舞台」の幟が街中に掲げられていた。
駅ははこじんまりとした感じ。
駅近くにある奥穂高岳山頂に別宮がある穂高神社。本殿が建て替えられて間がないようですごく綺麗で立派。

また、安曇野のあちこちに、かなりの数の道祖神が祀られてたのも印象的。穂高駅周辺だけでも100以上あるとか。

田んぼの真中に森みたいになった神社。このあたりちょこちょと神社があるのだが、みんな高い木に囲まれていて雰囲気がいい。で、その参道にはなにやら垂れ幕などを下げられそうなゲートが並んでいるが、なにか不明なまま。誰も通りかかってくれはらへんのやもん。

穂高川とJRが交差するところから、松本まで伸びる自転車道があり、しばしここを走る。
この自転車道は松本の奈良井川から梓川を横断して安曇野の烏川まで、川の流れを横切るように走る灌漑用の水路、拾ヶ堰(じっかせぎ)沿いに作られている。拾ヶ堰は15kmもあるのに高低差は5mという用水路でちょっとしたローマ水道みたいな響き。庄屋のみなさんがつくったそうで、ここ一帯の水田をささえてるんやなぁと思うとスゴイ。

ちゃりを歩いて押さないと行けないような丘を登って、北アルプス牧場へ。さっぱりのアイスが美味しい。

さらに、別荘地なのかな?を登って、住宅地と森の境にある、パン屋「るんびに」さん発見。
種類は少ないけど、なんの説明もなくてもわかるほどこだわっておられるのが伝わるお店。庭でいただけるということで注文。パンを温め直して、食べやすいサイズにカットして出してくれはる。ゆっくりできるいいところ。

一気に街へ降りて、大王わさび農場へ。
さすが安曇野一の観光スポット、広い駐車場にさらに行列が出来てる。まあチャリなので、すいーっと入場。どこまであるん、ってくらいのワサビ田。しかし、いっぱいお店出てるのに何も買ってないのは初めて。なんせワサビは苦手で。

やっと、晴れてきた。暑い。
まっすぐな道と、緑の田んぼがいい。山も晴れたらもっと絶景なんやろなぁ。

入り組んだ感じの街並みをゆるゆる走ってて楽しいし、どこに行っても聞こえる水の音もいい。
さすが、ポタのみなさんおすすめの安曇野やった。

最後に、おそば屋さんで信州サーモン丼とさるぞばのセットをいただく。
サーモンにブランド名着けるほど力が入っているよう。

ちなみに、蕎麦が茹で上がるまでワサビ擦ってまっててくださいと渡されたが、仕方ないのですってみる。わさびが泡みたいな感じになって、辛味と香りがよくてツンとこない。これならいい。

今回見たマンホールたち。
豊科も穂高も合併して安曇野になったから、こうやってマンホールに名前が刻まれて残っているのがいい。