2008年7月11日

最近見た映画

奇跡のシンフォニー
音楽の才能をもった孤児院で育った少年が、音楽に導かれ両親を探す話。べたな話っちゃそうなんやけど、そこがいいという感じの話。音楽がメインだけに選曲や、クラシックとロックの掛け合いのシーンなんかも面白かった。しいていうなら、2時間超えてもよかったから一個一個のシーンをじっくりやって欲しかったな。

県庁の星
スーパーに派遣されたエリート公務員とスーパーのパート店員の対照的な2人が閉店の危機がせまるお店を立て直そうとする話。県政の問題や、県庁と地元密着スーパーとの対比などしっかり筋のあるおもしろい作品やった。バックヤードが映ってるのを見るとスーパーでバイトしてた頃思い出して懐かしい。

インディージョーンズ クリスタルスカルの王国
すっかりおじいちゃんなジョーンズ教授の冒険アドベンチャー。そんなうまいこといくかいな、って感じの展開だが、さすが。アクションのキレはなくなっているがそれはそれでいい味になってるし、会話とか脚本と展開の面白さは他のアクションとは違うなぁって感じ。続編はあるんかな?

転々
ひとりぼっりの男二人が、井の頭公園から霞ヶ関まで散歩する話。旅(?)の途中、お互いの過去をなめあったり、ニセではあるものの家族の雰囲気を感じるなど、近距離ロードムービーって感じでおもろい。オダギリジョーに時効刑事の監督ということで脇役陣も含めてあの雰囲気がいい。

包帯クラブ
心に傷を負った思い出のある場所に包帯を巻くことでその傷ついた人を癒す依頼を受ける「包帯クラブ」を結成した高校生+1の話。現場に行って見ず知らずの人の気持ちになって、どうしたら癒せるかを考え包帯を巻いていく彼らの活動、そしてその活動の中で自分たちも変わっていくところ、世界とはいかないにしても傷ついた個人からみた世界を変える活動。見ていてじわじわっといい映画やなと感じられる話やった。

スピードレーサー
天才レーサーが不正レース業界と家族のために陰謀だらけの危険なレースに挑む話。レース中は勿論、背景もしかもレトローな感じのCGで描かれている。ちょっとチカチカするけど独特の雰囲気がある。カーアクションばかりってわけでなく、どっちかっていうとストーリー中心で進むので見ていて飽きずに最後まで面白い。予告とか見てたら安っポイんかなと思ったけどそんなこと全くないいい映画やった。