2006年11月24日

ペルー7日目 ナスカの地上絵遊覧飛行ツアー イカ-リマ

朝、起て表に出ると驚き。ホテルの周り一面が砂丘。
砂丘を登ってみてもさらに砂丘があり、さらに登ると向こうは一面広がる砂漠。すごい。ホテルの横にある池と池の周りにだけ生えている木を見下ろすとほんとに絵に描いたようなオアシス。すごい感動。
ただ、砂漠なのに霧が出ているのがなんかミスマッチ。
実際のところここはイカの端っこのようで、片側は砂丘を1つ越えれば大きな街が広がっていた。

今朝は霧が濃いらしくまだ地上絵が見えないからと空港からの知らせがあり、オアシスでしばしゆっくりする。

そしてナスカへのセスナが飛ぶイカの飛行場へ。飛行場って言ってもオープンカフェに広場が付いたくらいのくらいの小さなところ。敷地内には公園がありそこにコンドルもいた。
さて、ここからの飛行機はいつ飛ぶのか、何人乗りのセスナが来るのかさえわからないというところ。たまたま今日はすいているのかスムーズにいけるらしい。
来たセスナは12人乗りだったので、まずツアーグループの半分の人が乗っていった。
残された我々のうちの数名は1時間の待ち時間をサンドバギーで楽しむ。

サンドバギーは、9人乗りのバギーで、砂丘をレールのないジョットコースターのように駆け回るアトラクション。たいしたスピードは出ないのだが、一面の砂で道がわからないので、突然崖を落ちるように走ったり、後続車がなぜか真上に見えるくらいのバンク連続など、とにかく面白い。メンバーもよかったのか、さっきまでみんなテンション低かったのに、最終日のここに来てこのツアー最高のハイテンション。
途中、砂丘の上で止まり砂丘をボディーボードで滑り降りるというイベントがあった。40?50mほどを乗り滑り降りるだけなのだが、今まで見るのばかりの観光だったためか、このアクティブなのがかなりおもろい。そして服は砂だらけ。
約50分ほどのサンドバギーを終えてみんなが待つ飛行場へ戻ると、異様なハイテンションでサンドバギーを薦める我々につられてか、ナスカから帰ってきた先発隊のほとんどの人がサンドバギーに乗っていった。

サンドバギーのテンションも覚めないうちにセスナに乗り込む。イカの空港からセスナで約20分ほどのところにナスカの地上絵がある。
セスナは12人乗りで全員が窓側に座れるようになっている。副操縦士の方が片言日本語で「ハイトモダチー ハチドリー ミギ ハネノシタ ココ! ココ!」と教えてくれる。飛行機はざっと45度ほど傾き旋回するので普通に窓を見る視線で見られる。しかし、すごい角度。添乗員さんからの酔わないためのアドバイスは、セスナはそれぞれの地上絵を右と左で旋回するので、どちらの窓からも見られるから自分の方の窓側しかみないこと。んなこと言われても見てしまう。意外と大丈夫やった。
地上絵はなんかサイズがわからないほどデカイ。たしかに不思議だ。
予習していったわりにはいくつか見つけられなかったのが残念だったが、約30分の遊覧飛行。満足。

遊覧飛行を終えて、イカ市街のリゾートレストランでバイキング形式の昼食。ここはヨーロッパ人の家族だらけ。サボテンのジュースをいただく。メロンっポイ感じ。食後ホテルの庭をぶらつく。さすがリゾートホテル。プールやらもあっていいところ。

そしていよいよリマへバスで戻る。約5時間。
ツアー中バスでの長距離移動が多かったが、長距離移動用の道は日本の高速道路よりもきれいで、つぎはぎや段がなく、またほとんど直線なので乗っていて楽やった。(そもそもバスがいいってのもあるけど。)

夜にリマ市街へ到着。日本料理屋さんでお寿司などの定食を食べる。時間があるので各自スーパーなどに行って時間をすごし、ついにリマの空港へ。

飛行機が出るまで2時間以上の間最後のお土産タイム。
のうちに日付が変わる。