2006年10月 4日

ワイルドスピードX3 Tokyo Drift

東京に住む父に預けられた問題児ショーンが、日本の高校の友人から誘われた駐車場でのレースでドリフトキングのDKとレースし完敗したことから、彼らの組織抗争に巻き込まれたり火を付けたりしていく話。

1、2は主人公ブライアンが事件を解決するという流れやったが、今回のX3は出演者がガラっと変わってしかも舞台は東京。じゃあ3にしなくてもいいんでないって気もするが、ヒップホップなノリとストリートレースの雰囲気はワイルドスピードって感じがした。

外国の映画って舞台が日本を主張すべく「エキゾチックJAPAN」な映像がたいてい入るのだが、これはそんな無理矢理日本色を出していなくて、まあ映画だからちょっとファンタジーな感じしました的にってるに過ぎないのがよかった。でも、出演してる日本人やのに日本語変、とかそういうツッコミどころは多いけど、まあいいや。

主人公の無謀というかバカというかそういうのにこっちはムカつきながら話は進んでいく。ストーリーはそんな深いわけでもなくいたって単純。
そのぶん駐車場やら峠でのドリフトが存分に楽しめた。
また荒々しい走りばかりでなく、途中に出てきた団体で峠をドリフトしながら走っているのだがスゴく静かで落ち着いたシーンが綺麗で印象的やった。

ドリフトに詳しい釣り人役で本物のドリフトキング土屋圭市さんが出てきたのには笑った。(って日本人しかわからんのんちゃうん?)
あと、最後の最後にちょっとやってくれたな。