2006年10月22日

D-1グランプリ

ワイルドスピードに影響されてドリフトが見たいということで、ドリフトの技と美しさを競うレースD-1グランプリを見に富士スピードウエイへ。

D-1グランプリはコースの1つのヘアピンのみで行われる。予選、本戦1回戦はヘアピンをいかにかっこよくドリフトするかの得点方式。170kmくらいでカーブにつっこんできて、タイヤスモークとキュルキュル音を上げながらドリフトして駆け抜けていく。これはスゴイ。
解説しながら採点するのはドリキンこと土屋圭市さん。ゲストはなぜか河村隆一さん。実況の人も会わせて好き勝手話してはるのがおもろい。
ドリフトは素人が見ても良いか悪いかがすぐわかるので見ていて楽しい。で、満点が良く出るので盛り上がる。

決勝を前にピットウォーク。あまりに混んでいたのであきらめてサーキットやお店を見て回る。改修して間もないこともありさすがにスタンドは綺麗。
入場の際に配られたパンフについている抽選番号で当選した人はD-1マシンに同乗できるのだが、残念ながらはずれ。いいなーと思って乗り込むところを見ていると、みなさん銀行強盗みたいに目出し帽をかぶって待っているのがちょっと間抜けやった。いいなー。
メインコースの横には、ジムカーナ用コースに、ドリフトコースまである。ドリフトコースではナンバープレートが付いてる車までもがドリフトしながらいっぱい走っていた。だれかがスピンしたり抜きにかかったりするのを見ていてハラハラする。よくぶつからないなぁ。

勝ち残った16台による決勝は2台づつで対戦するトーナメント方式。
先行と後追いを入れ替えて2本で戦う。先行は後追いを突き放したら、後追いは先行のインに入れば勝ち。そうでないなら、土屋さんの採点でどっちかの勝ちになる。もしくはサドンデス。
しかし実際の所、土屋さんがもっとみたい、お客さんがもっと見たい、という雰囲気になればサドンデスに入る。サドンデスになるのをドライバーも楽しんでるようやった。微妙な判定に物言いが付いたりしなくてほんといい意味で曖昧。でもそのノリがおもしろい。
とくにチームオレンジ同志の対戦は片方がスピンしたらもう片方もスピン。「どーせ5分にするんでしょー」の実況の人の一言でサドンデスが終わらないってのが大盛りあがり。

しかし、あんな滑ってる状態やのにギリギリ衝突もせずに制御できるなぁ。

レースって見てると順位がわからなかったりして飽きてくることがあるけど、これは最後までみててもおもろかった。なにより緊張感が無くノリがいいのがよかった。

晩ご飯、御殿場IC前の韓国料理屋「カゴパ」へ寄る。
プルコギがうまい。プルコギにご飯を入れて雑炊っぽく食べると美味しいと、お店のお母さんが言うので、注文した石焼きビビンバを入れてスープカレーみたく食べてみたらこれまたうまい。くせになりそう。