2025年5月23日

仙台から相馬までの震災遺構巡り

相馬の野馬追に、今日は仙台から相馬までの震災遺構訪問。浜松からの深夜バスで向かい7時半に到着。めっちゃ天気がいい。
レンタカー屋さんが開くまで時間があるので、仙台らしい並木を散策。

となればと、青葉城跡へ。すっごく久しぶりに来たけど、記憶よりも随分登るが、そのぶん景色がいい。政宗公像など見学。4年前の地震(秋田に閉じ込められそうになった時)で被害を受けてあちこち石垣が修復中みたいやった。地下鉄で仙台市街へもどる。

レンタカーを受け取り、震災遺構の荒浜小学校へ。こちらは校舎の2階まで津波が押し寄せたとのことだが、この周辺一帯が住宅地だったのに一面空き地になっていて被害具合がうかがえるジオラマでここに誰が住んでいたかとかもあわせて展示されている。こちらでの課題は、生徒だけでなく周囲の住民320人が避難していたが、こちらの学校からヘリコプターで全員が避難するまで27時間かかったとのことで、その様子を映像やインタビューで見られる。第一波の際には上にいる人は津波がきているのがわかり大声で呼びかけるもなかなか外にいる人に伝わらず、とか、先生方の葛藤とか、町内会の組で団結して安否確認したなど。さらに屋上に上がることもできた。
ちなみに、平日なのでガラガラだろうと思いきや、逆に社会学習の生徒さんの団体でいっぱいやった。

名取市の閖上地区のかわまちてらす閖上へ。名取川の土手に当たる部分に2019年4月にオープンした25店舗の商業施設。お腹空いたので、漁亭浜やさんへ。こちらは赤貝が有名らしく赤貝丼もあるけど特上海鮮チラシいただく。たしかに赤貝新鮮で食感良かった。そういや忘れてたずんだシェイクもいただく。

閖上にも震災復興伝承館がある。こちらは小さめなのだが、沿岸沿いは条例で住めない地区になっているなかで、閖上は名取市が嵩上げするなどして、再び住めるようになっているなどの話も聞けた。かわまちてらす周辺は新興住宅地にはなっていて、以前とは様子が違うとは思うが、それでもやはりここに住みたいという方が多かったとのこと。
名取市サイクルスポーツセンターにある名取ゆりあげ温泉「輪りんの宿」の、ゆりあげ温泉へ。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、pH8.7の優しいお湯。3階ながら露天もあって良い。

山元町の慰霊碑大地の塔から旧山下駅へ。こちらにはもともと常磐線の線路があったが、今はもっと山側に移されているとのこと。そういうところからもこのあたりは住めない地域に指定されているのだろうけど、ちょこちょこ家があった。少しでも建屋が残っていたら許可が出ているのだそう。とにかく、ここに空きがあったことがわかるように残っているのは大事。

山元町の震災遺構中浜小学校へ。オレンジ屋根で南仏か沖縄かという雰囲気の建物。こちらは平日ながらも係の方が多く各部屋で解説からどういう状況だったかを説明していただける。なお、計算されていたのかうまく建屋が残って助かっているのがわかる。この南仏的なデザインで、柱が円柱だったのでうまく障害物を避けて崩れなかった、海と反対側に体育館があり引いていく波から校舎を守ってくれた、もともと2m嵩上げして建てられていたので、津波が上まで上がってこなかった、オレンジの屋根のため屋根裏倉庫があったのだがそこに避難することができた、屋外階段があったので地元の方が屋上に直接避難できた(この辺は震災遺構になった学校でこうしておけば良かった要素が多い)、近くの高台に地域の方がみんなで清掃活動されていたので逃げ道が確保できているし、みんなが避難経路を知っていた(避難経路がわからず、、、というのも他のところで何度も聞いた)、ということがあって、かなり参考になるところ。ぜひ、残していってほしい。

中浜小学校で、TSUNAMIハーレーの話を聞いて山元町農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」へ。山元町でコンテナにハーレーを保管されていたのだがコンテナが流されてしまい、1年後にカナダに漂着したとのことで、ハーレーから修理して戻すとの申し出があったそうだけど、みんなが大切な人を失ったのに自分だけ受け取ることはできない、代わりにハーレーの博物館に展示してほしいと依頼し、今はそれが叶っているとのこと。「いちごの郷」ということでいちご買っていく。

福島県に入り、相馬の伝承館こちらは教訓というよりは原風景を残すという目的の施設やった。で、最後に南相馬のメモリアルパークへ。

南相馬の中心の原ノ町駅前のホテルにチェックイン。
ケーブルテレビで地域の情報を見ていると、放射線測定器の貸し出しとかも行われているらしく、まだまだ身近に残っているのやなと感じられた。