2024年9月14日

青森 2日目 津軽半島-弘前

津軽半島を走る。ちょっと天気が悪いのでメインの竜飛岬を先に回る感じで。といいつつ、道沿いにあるところには寄ってしまう。
津軽半島中程の東側にある外ヶ浜町の大平山元遺跡(おおだいやまもと)。遺跡自体は河岸段丘に立っているところというのはわかるが、まぁよくある広場にしか見えないところ。で、今年の4月にできたところの展示施設むーもん館があり、こちらで展示解説がある。こちらはこの一連の縄文遺跡群のなかでも一番古い時代に定住が始まったところで、紀元前13,000年頃の北東アジア最古らしい無文土器が発掘されたところでそのかけらなどが展示されている。ちなみにこちらのキャラクターは大平山元遺跡もりあげ隊のムササビで無文土器のむーもん。

さらに北上し、今別町の奥津軽いまべつ駅。なぜにこんなところに新幹線の駅を、というロケーション。一日のぼり下りそれぞれ7本ずつ止まるが、利生者の平均は26人。降りたところでタクシーを呼ぶしかないところ。ちなみに、こちらはJR北海道の駅とのことで、併設のJR津軽線二俣駅とは別の駅名になってるそうだが、JR津軽線のこのエリアは豪雨災害から鉄道の復旧は断念となって代行バス区間なので実際はつかわれていない。道の駅も併設しておりこちらで今別サーモン丼をいただく。今別牛ステーキなどもあり小さな道の駅の小さな食堂とはいえ侮れない。

さらに北上し、これまた見過ごせない青函トンネルの入り口公園へ。わざわざ公園作ってるんやと思うが、それだけ特別。とはいえ、この公園の両側がトンネルになっていて方角わからなかったらこっちが青函トンネルとわからないくらい普通のトンネルが青函トンネル。雪とかいろいろあるから特別な装置などあるのかと思いきや見た目には普通のトンネルって感じ。しかも、到着する少し前に新幹線が通過したようでしばらく来ないみたいで、ちょっとみて龍飛岬を目指す。

龍飛岬へ。天気はいまにも降り出しそうなので、津軽海峡冬景色スポットはスルーさせてもらって、ここまできた目的の階段国道339号線へ。もっとひっそり酷道なつもりでいたのだが、めっちゃでっかく「階段国道」の看板があり、なんらなら龍飛岬灯台よりもこちらの方が多いんやないかくらい人がいて、メジャーになってうれしいかぎり。
階段は362段高低差70mとかなり急な断崖。もともと整備するつもりだったそうだが、いやいや無理でしょう、というのと、少し東側で上側と下側を繋ぐ道があったからそこでよかったんじゃない?という疑問があり、わざとでしょうって感じがする。ちなみに下側は普通の民家の裏みたいな感じになっているがここも県が管理しているのかどうか疑問。
ともあれ階段国道楽しめた。雨降る前に来れてよかった。

よく見ると階段国道の上側の隣の龍飛岬灯台への階段村道という便乗なのがあり、せっかくなので灯台へも寄る。北海道までもうすぐなのはわかってはいたけど、ほんとにすぐ近くに見える。ここからやと下北半島よりも近い。これを見ると青函トンネルに車も通れるようにしておいてくれたらええのにと思ってしまう。

時間的に厳しくなってきたので青函トンネル記念館をスルーして339号線で津軽半島西側を南へ進む。起伏が激しくかなりのぼり下りが多い。しかも雨降ってきた。そんなこんなで1時間ほど走って、五所川原の太宰治記念館斜陽館へ。
太宰治の父が建てたヒバをメインに使用された豪邸で太宰は中学進学まで過ごしていたそう。思ってたより短かった。で、そのあと旅館になり、1996年に町が買い取って1998年に太宰治資料館としてオープンしたとのこと。正直文学はまったくわからんのだが、太宰治の文学資料がメインではなく建物の紹介がメインで、近代和風建築ながら洋風の階段や廊下、家具など、いろんなものが入ってきている明治の大地主の館という建物の博物館としても楽しめるところやった。

なんとなく五所川原駅に寄り、この辺の情報を得る。

つがる市の木造駅へ。そもそも地名が木造らしくなんらかあるのだろうけど、それを差し置いて近くの亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶を駅舎に貼り付けた感じの駅がおもしろい。ちなみに列車が発車する際に目が光るそうだが、そこは五能線。なかなかこないので、さくっと次へ。

工事中と知りながら、まだ日没前に行けそうなので日本一の木造三連太鼓橋、鶴田町の鶴の舞橋へ。長さ300mのヒバの橋。池は溜池らしい。ここに来るまで岩木山が見え隠れしていたのだが、すっかり隠れてしまって、というのと池の水が少なくて、というのも残念ながらだが、遠くから見るとめっちゃ綺麗な様子は見られてよかった。ちなみに工事中で橋は通行止めなのだが、その袂に、改修工事見学記念の写真撮影用パネルがあり、なんとなく工事中というレアなタイミングを見にきた感を出せるようになっているが、いやいや、普通のが見たいんだよと突っ込みたくなるが、うまくやってるなとも思えた。

宿のある弘前市へ。津軽そば たかお香でにしんそばと天ぷらいただく。津軽蕎麦はタンパク質を取るための手段として大豆をすり潰した呉汁を繋ぎに使うなど手間がかかるのだそうでとても柔らかいのが特徴だそう。
で、弘前の夜を散策。今は展示入れ替え中の弘前レンガ倉庫美術館に。思っていた通りライトアップされていたが、ちょうどイベントをやっていたようで、どさくさにまぎれて、あおもり犬の展示を見ることができた。こちらは青森県立美術館より小さいけども、四つ足で立っていて、ちょっと表情がありこちらもいい。
まったくノーマークだったのだけど、街中に踏切が見えてなんで?と思ったら弘南鉄道なるものがあって、そのターミナルの中央弘前駅が見えた。駅のホームには、こけしねぷた(こちらはねぶたじゃなくてねぷた)の展示があり、これもアートフェス2024の展示だそう。