2022年8月20日

熱海・少し三島

熱海のまずは来宮駅まで。めっちゃ天気がいい。

來宮神社へ。熱海の地主として、伊豆の入り口として古くから多く参拝されてきたというだけでなく、ここは大楠がすごい。いろんな量り方があるみたいやけど、環境省の調査で国内第2位の幹周り24mで、樹齢2千年とのこと。巨木は割と山奥で見てきたのに街の近くにもあるとは。境内は巨木を見るためのテラスや、何箇所かのカフェなど今風になっててゆっくりできる。

日航亭大湯の日帰り温泉へ。このあたりは源泉に湯前神社にと熱海の中でもいいお湯が湧いてそうなところにある。明治33年に創業した旅館を使っているので温泉は離れのようなところにある。ナトリウムカルシウム塩化物泉。館内に源泉が2本あり、97度のお湯が1日8万リットル自噴していて源泉掛け流し、しかも総成分量9g/kg、メタケイ酸の量が高く、スペック表だけでも凄さを感じる。これだけ温度が高いながらも加水なしで入れる温度にコントロールされているのもすごいように思う。
男湯と女湯が毎日入れ替わるそうで、もう一つの方は広々とした露天になってるらしい。今度はそちらに行きたいけど、今度は寒い日に行こう。なんせお湯が熱くて、しかも塩泉なので、炎天下にポカポカは厳しい。

熱海七湯の源泉を巡りながら海岸の方へ。

ビーチはかなり戻っている感じで盛り上がっていた。
で、今度はうって変わって近代的な温泉。KKRホテル熱海へ。こちらは断崖の上に立っていて海を180度見渡せる絶景露天風呂が売りなのだが、敷地内で自噴しているナトリウムカルシウム塩化物泉の23g/kgの異常に濃い温泉。濃いのと温度が高いので加水しているとのこと。あまり見ない加水理由。まあ、でも結局は絶景風呂は長湯してしまう。

熱海駅へ。久しぶりに来たけどすっかり近代的。

新幹線の時間が微妙に合わなかったので、在来線で三島へ向かい駅周辺を散策。源兵衛川へ。富士山の伏流水なので年間通じて15度くらいで、川の中に飛び石や木道が整備されているので散歩していて気持ちがいい。

白滝公園も少し立ち寄る。駅前徒歩5分くらいやけど、さすが水の都を感じられる伏流水の水量と、街と近所の方がきちんと整備されているのを感じられた。