2017年4月23日

上田、別所温泉、真田

早朝から上田市街をポタリング。旧北国街道の柳町。ここだけ土塀に格子戸、うだつのある家が残っている。朝早くてどこも空いてなかったのでまた後で来ることにする。
さすが城下町で、神社やお寺が多い。そして坂が多い。

真田丸ブームも一息ついたようで、上田城址は静かでゆっくり回れた。博物館が併設されているがそれ以外は櫓と城壁、そして神社がある広い公園といったところか。
しかし、切り立った崖の上にあるので、櫓に登らずとも街を見渡せ、朝の街が動き始めるところを高いところから見ているのは気持ちがいい。

先日旅番組でやっていた、上田駅から別所温泉へ向かうローカル線に乗ってみる。たまたま今日はイベントだそうで特別に一日乗車券が売られていた。ちょっとラッキー。
真田関係の飾りや地域の紹介などあり、楽しめる車内。また、最近はローカル線のローカル駅キャラがあるようだ。
旅行ばかりしてるけど、電車乗らないからそんなのしらなかった。
上田駅から約30分で別所温泉駅に到着。駅構内は桜が満開できれいやった。

別所温泉駅から中心地を目指す。
北向観音へ。勝手なイメージやけど、狭い階段の路地という温泉街な感じがするところを登ったところにある。町並みを見下ろせる広場があったりして、親しみやすい印象なのがすごくいい。

別所温泉で一番寄りたかったのが安楽寺の8角形の3重の塔。八角形の塔はここだけらしい。それだけでなく、軒先の緩いカーブが八角形という一片の短いのと合間って小さい波のようになっていて、うまく生かされている気がする。
こちらの塔は、塔婆なのでお墓の真ん中に立っていて、ただの観光向けではないところも良い。
安楽寺からすこし高台の道を歩いて行ったところにある常楽寺へ。丸みのある茅葺屋根の本堂が柔らかい雰囲気を出していて落ち着ける印象。ちょうどこの日が桜満開になったようでいいタイミングで来られた。

中心へ戻って共同浴場の大湯へ。と、おもったけど、電車の時間がなかったので、大湯の前にある足湯「大湯薬師の湯」へ。便利。結構歩いたので気持ちいい。
なお、飲泉塔のあって飲んで見たが、さすが硫黄泉。苦手。

上田市街地へ戻り、再び柳町へ寄って古民家を使った酵母パンカフェ ルヴァンさんへ。
古民家改装みたいなお店は多いけど、ここは古民家そのまま。たっぷりミルクのカフェラテとパンをいただく。

上田市街地から20分ほどのところにある真田の郷へ。
とりあえず、高いところからみわたすべく、真田本城跡へ。これまた街を見渡せて、いい場所に建てたなぁというところ。
今でも草原がひろがっていて、ずっと座っていられる。博物館など回る。

帰路につくが、途中、美ヶ原の麓にある武石温泉うつくしの湯に寄る。
露天風呂からは美ヶ原の山や周辺の山村が見える良いところ。