2014年9月27日

山梨

この時期になるとなんとなく行きたくなる、山梨へ。今回は通り過ぎてた世界遺産周り。
富士吉田まで行って、そこからポタリング。まずは忍野八海を目指す。思ってたより距離がある。

忍野八海に到着。道中あまり人がいなくてどうなのかと思ったら、いやいやがっつり観光客でいっぱい。しかも中国からの人が多い。
水が湧いてる小さな池が8つ。1箇所除いてすぐ近くなのと、以外と起伏がないので、ちゃりで回るにはちょうどいい感じ。富士山の雪溶け水が浸みて20年以上かけて湧いてるところもあるらしい。大量に湧いているものから少しづつのもの、すごく深いところまで、いろんな感じで見られる。一番小さかったけども、お釜池が一番お気に入り。しかし、それなら柿田川も入れて欲しかったなぁ。

富士吉田に戻って、北口本宮冨士浅間神社へ。ここ自体が構成遺産な上に、吉田口の登山口となっている。
木造の鳥居では最大級の「富士山大鳥居」で圧巻。奥にある、本殿はどっしりした感じでさすが。
さらに進むと、そのまま吉田口の登山道になる、道中は石碑や社が点在。

富士吉田市街へ。こちらも構成遺産で、富士山信仰の人のための世話役をつとめていた御師の旧外川家住宅。今は家自体だけでなく、歴史や文化を伝える博物館的な所になっていて、詳しく解説してくれはる。ついでに、観光案内所的なこともやってはったりで、ずいぶん長居してしまった。
少し離れた、博物館側には、構成遺産の小佐野家(復元)がある。こっちは展示のみ。

富士河口湖町の船津胎内樹型へ。賽銭箱の奥に洞窟の入り口がある、いかにもな展開。
ここは、溶岩が樹木を囲んだまま固まり、木が鋳型として溶岩流の中に残ってできた穴で、そんなここも世界遺産。両手をつかないと入れないところがあるとのことだったが、大げさではなかった。短いながらも満足。

以外と時間かかってしまったので、河口湖周りの世界遺産はパスして、目的を果たすべく北上し、恵林寺へ。
武田信玄の菩提寺ということで、けっこう広い。庭園が名勝で、多くの文化財を所蔵。
ちなみに、こんなに大きな音がする鶯張りは初めてやった。

ほったらかし温泉へ。団体さんがいたので、いつもの「あっちの湯」じゃなくて「こっちの湯」へ。夕暮れから、街の灯りが灯っていく様子を湯船から眺めるのは、何度見ても良い。また来年。

ほうとう歩成さんへ。みためからするとがっつりなのが来るかと思ったら、こちらのはあっさり目でやさしいお味。ほうとうってこってりだけやないんやと思った。たくさん食べるにはこっちのあっさり目の方が良い。