2014年6月14日

佐久島ポタ

周囲10kmほどの三河湾の離島で『アートによる地域活性化』プロジェクトを広げている。と聞いたので行ってみた。

佐久島には、一色さかな市場前の港から船で約30分で行ける。ブロンプトンなら手荷物扱いで乗れる。この日は行きも帰りも船が満員になるほどの人気スポットで、やたら若者、家族連れが多いのを見ると、アートプロジェクトとして定着していて大成功な感じがする。

佐久島の東港まで乗る。港に着くなり離島感あふれる雰囲気。渡船場にて2種類のスタンプラリー台帳を入手してポタリングスタート。

まずは島の東側を回る。
東側は山部分が多い。スタンプラリーのコースは山の中にもあり、普通に山道を進む。ブロンプトンで入るのはどうかと思ったけど行ってみた。レンタルサイクルだったら重いからやめておいた方が良いと思う。
そんな山の中のスタンプ台はクモの巣とかかかってなかったので、ちゃんと手入れしてはるなと感じた。こういうのがお客を呼ぶには大事。
また、スタンプラリーコースは住宅街にもあり、完全にその家の人しか通らないだろう路地までコースになっている。よく協力えられたなぁと思う。
そんな感じで、到着して30分もしないくらいで、島をあげてのイベントと感じられる。

いくつかお寺さんもあったけど、具体的にはどこがそうなのかわからないけど海沿いのお寺さんな感じがして、それがすごく良い。

今度は西側を回る。西側は集落が多い。
黒壁の集落もあり迷路のように入り組んだ路地が魅力的。

黒壁の住宅街をすぎたところに、佐久島のアートプロジェクトの象徴的なモニュメントの、大人が十分寝そべることができる9個のマス(部屋?)からなるおひるねハウスがあった。実際に入って寝そべっていると風が通り抜けてホントお昼寝には最適。

自然の中に作品があるのにキレイに維持されているし、点在しているアート作品やスタンプラリーのポイントが住宅街の中にもあって、島をあげての、って感じがいい。
食事処、案内、景観、トイレとか、充実してて抜かりない。
とにかく、環境も人も気持ちのイイところやった。