2009年7月 3日

映画

GOEMON
日本の戦国時代のパラレルワールドで、石川五右衛が盗んだ空箱に隠された秘密から始まる覇権争いと自由を巡る話。監督のやりたいことみんなやりましたって感じで、前作同様の画のマットさや容赦なく使われるCGの絵と、衣装やら建物やらが派手さがパラレルワールドならではって感じで印象的。脚本が面白いのと軽快なテンポでなかなか面白かった。

ラストブラッド
人間社会に入り込んだオニと呼ばれる種族と戦う少女の話。チョンジヒョン主演ということで行ってみたが、ほぼ全部アクションということで、これまでのチョンジヒョンとは全然違った印象。ハリウッド進出も考えているのかクレジットが英語的な名前になってた。もうちょっと人間的なところも描いてくれたらよかったのになぁ。

スタートレック
スタートレックドラマシリーズ第一作の艦長が士官だったころの話。スタートレックシリーズを知っている人を裏切らないようなテイストはそのままに、あのややこしいストーリーや登場人物を知らない人でもちゃんと楽しめるように作ってあるのが、ドラマの映画版としてお見事。大胆なカークと慎重なスポックの二人のやりとりも含め、1つの映画としてもかなりいい。スポックがはまり役なんやけどHEROSのサイラーやっている人ってのが、どっかで裏切りそうな雰囲気がして変に気になった。まあ、こればっかりは仕方ないんやけど。

トランスフォーマー リベンジ
金属生命体同士の人類を巻き込んだ戦いの続編。設定は数年後。前作のいろんなキャラクターが出てくるので見てないと意味がわからないところが多いようなってのと、伏線的なストーリーやキャラクターが粗末な感じが気になるが、その分どんどん進んでいく展開が面白く、150分もあったと思えない。前作同様ちょいちょい笑いを含みつつってとこも合わせて、いいエンターテイメント映画って感じ。ピラミッドにぺトラ遺跡も出てきたのもやし、なぜか不自然を感じないCGや、いかにも作った感じのロボットの音や、ちょっと長めの無音を挟むことで出る緊張感といった音の効果がすごくいい。