2007年10月24日

レンタル半額

先週、いつものレンタル屋さんが半額の70円だったので、この2週間見たもの。

「死ぬまでにしたい10のこと」 - 夫と娘2人とまずしいながらも楽しい生活を送っていたが突然死の告知を受け、死ぬまでにしたいリストを作成しそれを実行していく女性の話。映像もテーマも重そうだがそんな感じがしないのが不思議。リストの内容が残された家族のためだけでなく自分のためってのが半分くらいあったのが逆にリアル。自分なら何書くかなぁ。

「インファナルアフェアⅡ無間序曲」 - 「インファナルアフェア」の過去、裏社会の抗争の中にいる若い日の2人を描いていて、副題のとおり「無間地獄」の始まりの話。人間関係がややこしいのもあって、人がごちゃごちゃ出入りして、Ⅰと比べるとテンポがないからか、ちょっとだれる。

「インファナルアフェアⅢ終極無間」 - 「インファナルアフェア」の裏側で進行していた話と少し後の話。ほとんどが、Ⅰのこの裏側ではこんなことが的な展開なので「インファナルアフェア」を見直してから見たほうがいい。その後の話は「無間」を主題としてきたシリーズのしめるにあたってなかなか面白い。これはシリーズファンのための作品って感じがいい。

「ボーンアイデンティティ」 - 記憶をなくした男が暗殺者から逃げながら自分が何者かを探る話。映像の手振れ感やカーチェイスで衝突しても火も上がらずボディがヘコむだけなど、全体にわたって、まあ地味っちゃあ地味やけど、だからこそのリアリティのあるアクションがいい。

「ボーンスプレマシー」 - 「ボーンアイデンティティ」のその後また暗殺者に追われる話。オープニング早々驚きの展開。話も(いい意味での)地味なリアリティも引き継がれていてシリーズとしていい。1作目も同様であったが、心情、天候、雰囲気のシンクロ度もこの作品のいい雰囲気を出してるんやなぁ。3つ目は映画館で見よう。

「グリーン・デスティニー」 - 何度見たことやらと思いながらまた借りてしまう。ストーリーはたいしたことないがそれはともかく、背景を含めた絵や色、なぜか嫌味を感じない優雅なワイヤーアクション、そしてなんといってもストーリーを印象付けるチェロの音楽、この3点に何度見ても癒される。