2005年12月10日

寸又峡

旧天竜市から狭い山道である国道362号線を通り抜けて川根本町方面へ。そして寸又峡へ向かう県道77号線を走り、まずは接阻峡の方面の長島ダムへ。このダムは大井川の水量を調節することを目的としていて、この時期大井川は枯渇期になるので少しずつ放水されていた。また地域に開かれたダムということで、申し込んでおくと中を見学できるらしい。
さらに奥へ進みレインボーブリッジへと思ったが、歩道が通行止めになっていたので、遠くから眺めるのみ。さらに奥にあった立派な橋を見て寸又峡へ向かう。

どんどん山奥に入り寸又峡へ到着。きっと2週間前なら紅葉で大渋滞していたのだろうけど、今日はすいていた。
まずは、寸又峡温泉街奥の駐車場から徒歩20分ほどのところにある夢の吊橋へ。エメラルドグリーンがきれいなダム湖面の上にかかった吊橋。手すりが低く、風が強いこともあって揺れる揺れる。吊橋好きにはたまらなくいいやろなぁ。

食事処「手作りの店 さとう」で山芋の麦とろご飯のやまめ定食と山芋餅をたべる。麦とろご飯は味噌仕立てでしっかりした味がついている。またこちらのお店で作られているたくあんも絶品。山芋餅はもちもちした食感と山芋の風味が生きていて、かなりいい。

せっかくなので温泉にも入る。町営温泉美女づくりの湯。露天の湯船のみでシャワーは2つある程度。100%源泉かけ流しで、たぶん温度調節のために源泉と源泉加熱の2つのお湯が注ぎ込み、湯船の上からお湯があふれているという理想的な温泉。泉質は単純硫黄泉。アルカリ性の美女づくりの湯ということでものすごくすべすべになる。

寸又峡は初めて行ったが、思っていたよりもかなり奥地にあり、まさに秘境って感じがいい。景色がきれいだろうけども、大混雑している紅葉シーズンよりも、季節をはずして静かな秘境っプリを楽しんだほうが良いのではないかと思った。