2005年12月 2日

約三十の嘘

仕事がうまくいかずすっきりしないこんな日は映画でも観に行こうと思ったが、上がりが遅くなったのでレンタルして帰る。

「約三十の嘘」
詐欺チーム6人の話。詐欺師の話であるが、ミステリーや謎解き的な話ではなくて、6人の人間関係を描いた作品。
話はほとんどがトワイライトエクプレスの車内で進んでいく。個室のシーンはセットだと思うのだが、カーテンやカメラの揺れとか外から入ってくる光や影の感じがリアルで良かった。
あと、シーンの間に入ってくる音楽がゆったりしたいい雰囲気を出していた。

さっぱりした感じが持ち味なのかもしれないけど、せっかくおもしろい原案とキャラクター、そして豪華な役者陣がそろってるので、6人それぞれや各シーンがもうちょっと深くやってもよかったのではないかなと思う。そうしたらもっと印象に残る映画になったと思うんやけどなぁ。