2005年6月10日

ぼくセザール10歳半1m39cm

ぼくセザール10歳半1m39cmを借りる。
オープニング。静かなお葬式のシーンの最後にフレームインするセザール君のふてくされた顔で笑えた。ええ表情するなぁ。そんな感じでユーモアも含めながら、子供が友情、恋などの日常の出来事から感じること、大人の世界の滑稽さや子供への不公平さなどに対する反感が描かれていた。
フランス映画っポイ色や構図の感じもよかったし、なにより映像がセザール君の高さで見た視点になっていて、人混みでは全然前が見えなかったり、大人には見下ろされているように見えるというところが新鮮だった。
そーいやそんな時もあったねぇ、と思い起こさせてくれるいい映画だった。