2025年12月 6日

布の芸術祭2025

去年は開催されなかった富士吉田市中心部で開催の布の芸術祭「織り目に流れるもの」へ。
今回もメイン会場の旧山叶のビルと工場での大型作品と屋上からの富士山。この芸術祭がギュッと詰まっている感じがする。今回はこちらに富士吉田の織物を使ったショップが出ていてそれも合わせて楽しめる。

街中の元工場だったところや空き家になっているところでの展示。
糸屋会場では、松本千里途方もなく時間かかりそうな絞りを使った造形。織り機を持ち上げているくらい丈夫なのもすごい。住居側では安野谷昌穂の布にフェルトの技法などで施した絵画の展示。絵もだけど、この建物も歴史がありいろいろ増改築されているところもおもしろい。

蔵での展示は、ジャリン・リーの布なのに壺などの立体作品。こういうのもあるんや。
下吉田第一小学校プール会場。たいてい芸術祭は廃校を利用するのだけれども小学校は廃校になっておらずプールが使われていないだけなのだそう。といいながもプールは屋内だし、全然綺麗だし十分新しいやんって感じ。展示は柴田まおにの青い蓮池。薄く水がはってあり長靴が用意してあって中に入れる。それだけじゃなくて、プール内にはカメラが向けてあり、青色が消えるようになっていて、ハスの裏に人が入ると映像から消える的になっているのが、プールの監視台に置いてあるモニタで見られる。監視の視界から消えるという感じ。福源寺ではチェコの美術大学によるUMPRUMの学生によるチェコで盛んだったウール産業を見直そうというプロジェクト。FUJIHIMUROでは三宅一生の事務所が横尾忠則と取り組んだプロジェクトの作品。一枚の布の構造。世界観も面白いのだが、展示員さんも職人さんだったりするので布をどう作っているのかとかの技も聞けて面白い。
コンパクトながら地場産業を見直すいい芸術祭。ぜひ続けられるといいな。

絞りの大型作品を見たので、ひさしぶりに行きたくなった、河口湖の一竹美術館での久保田一竹の一竹辻が花がずらーっと並んでいるのは壮観。グエル公園風の建物も日本庭園もあるということもあるんやろうけど、ここも外国からの観光客が多かった。この辺りまで来られるとは。

年末の恒例にしたい、グランピング。Dot Glamping 富士山。去年までテントだったところが発泡剤の断熱に塗料を吹き付けて固めた丸いかまくら的な形の大空間のポッドに変わっていた。でもデッキからの富士山とか、共用のサウナは同じでやっぱり良いところ。ちょっと時間があったので周辺も散歩してみた。