栃尾、須原、魚沼、松之山ポン酒ホテル
今年の2月に十日町に来た際に応募した写真で最優秀賞に選んでいただき、その副賞が宿泊券だったのでそれを使わせていただくべく、今年2度目の十日町へ。まずは、長岡まで新幹線で移動し、レンタカーを借りる。
2月に来た際には大雪だったので来れなかった栃尾へ。走ってみると地図で見てるよりかなり山に入っていく感じで、突然街が出てくる。ここから油揚げ一つで全国に広がったのはすごいなと思う。中心地を少し散策、古民家的な家が残っている反面、中越地震の時なのかに被害あったところがそのままで空き家になっているところも目立つのが気になる。
で、揚げたての油揚げをいただける越後栃尾本舗へ。工場の一角に店舗があり、中に入ると作業着の方がそのままこられて、注文受けたら工場に取りに行かれる感じでまさに揚げたてが出てくる。カリッというよりザクザク感ありジューシーなのもいい。
栃尾から国道290,252号線を走り、魚沼の須原へ。このエリアには、豪農旧目黒家住宅、目黒邸資料館、庄屋佐藤家住宅の重文がある。
まずは、目黒邸前にある守門民俗文化財館へ。よくある民俗博物館という感じかと思ったのだが、生活用具や農機具がそれぞれ雪国で創り出された仕様のものになっていてポイントが掴める。
目黒邸へ。門をくぐると大きな破風のある茅葺屋根の主屋が見えてくる。もうこれだけでものすごい威厳がある。
中に入ると左手には広い土間に、右側にはたくさんの和室。雪国仕様っぽいのは、屋内に馬屋があったり、雪捨てのためなのか奥の土間の軒下にも水路があったりする。中に入ると、土間の天井がものすごく高い。茶の間に上がる敷居が物理的に高い。住宅というよりお寺さんみたい。また大きな雨戸が一枚板だったり、すごくぶっとい梁があったりと、こんなに大きな木を入手することができたんやなといちいちすごい。大きな梁がそのまま引き戸の溝が切ってあったりというのもどう計算して作ったのかと気になる、ちなみに、内間には配電盤、囲炉裏の中には皆ことない形状ながらコンセントがあり、このあたりが電化されるまで生活で使われていたのがわかり、だからこそこれだけ残ってるんやなというのがわかる。
目黒邸自体は住宅の展示なっていて目黒邸のものの展示は少し離れたところにある目黒邸資料館に納められている。江戸時代から明治にかけての目黒家や魚沼の様子をVTRや資料から見られる。
資料館からさらに登ると庄屋佐藤家住宅が。ふつうのお家の奥にあるので見逃しやすい。目黒邸の豪商と比べると見劣りはするものの、普通に見たら立派で、この地方の豪雪にも耐えてられる大きな屋根と太い柱がすごい。また、馬屋が室内にあるのも堀的な水路があるのも目黒邸と同じ。比べると意外と同じところがあっておもしろい。
少し走り、旧山古志村へ。中越地震の際に道も崩れ孤立し全村避難となったところだが棚田や錦鯉養殖の発祥の地だったり闘牛など独特な文化を持ったところ。で、ここに日本一長い877mの手彫りの中山隧道がある。住民の皆さんが16年かけて掘ったのだそうで土木遺産として選ばれている。今は隣に車道もできているので、中山隧道は70mほど自由に見学ができるようになっている。せっかくなので仲間で入れたらええのに、まあ管理が大変なんやろな。
一気に南へ走り南魚沼の瑞祥庵へ。緑の参道の並木が印象的な静かなところ。楼門には仁王像。色鮮やかなのと立ち姿が生き生きとしてて、「んああ!」「んっっ!」って本当に言ってそうな勢いがいい。
芸術祭の作品なども見つつ松之山へ。
松之山温泉。宿泊券をいただいた松之山温泉の老舗の玉城屋がやっておられるモダンな小さなホテル、睡夢さん泊。ウエルカムドリンクから微炭酸日本酒。温泉、サウナに、フリードリンクがソフトドリンクにコーヒーに、なによりも新潟県の日本酒20種の結構な銘柄の日本酒と、お値段だけあるお宿。
せっかくなので松之山温泉をぐるっとまわる。といっても狭いのでほんまにちょっと。
温泉いただき、梅酒いただき、夕食。夕食はホテル併設の日本酒バーにて、手巻き寿司のセット。マスターにあまり日本酒得意でなくてというと、そんな方こそといただいた、こちらのオリジナルの玉城屋監修の以前蔵を訪れた吉乃川酒造の純米大吟醸をシェリー酒などの樽で寝かせた睡夢シリーズのんがおいしかった。やっとちゃんと飲めるのが見つかったし、ちゃんとチェーサー飲みながらだと大丈夫なのがわかった。で、また温泉入る。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、16256mg/kgとめっちゃ濃い海水の温泉。pH7.8 無色透明、微油臭、塩味、苦味、源泉で88.7度とこれまたさすが。オイル臭は苦手やったがここのは薄めで問題なし。
